matsumushisou’s blog

映画やドラマと日々の生活

認知症とは、記憶が出来ないだけで判断力はあるなと思う事

弟からの結婚の招待状が来てから
毎日のように父からの電話
時には、夜中間違えての電話もあり、その頻度と言ったら
なにかにせっぱつまっているようでした。

ところが私は体調を崩して、ここ数日のスケジュールをキャンセルしていたくらいですから
父のところに行かれるはずもありません。

が、昨日頑張って行って来ました。
なんと言っても耳が遠いので話が一方通行
私の言い分は聞こえていないかのようでしたから。

父に会うと
母に弟からの招待状を持って確認をしにいかなければ、返事を出すことも
できない。だから母の施設に連れて行ってくれと言うもの。

父の一存で返事を出しても大丈夫だよと何度言っても聞き分けがないので
仕方なく連れて行きました。

私は、丁度家族計画表なるものを作成しなければなかったので、
すこし離れたところでスタッフから説明を受け
父と母を二人にしておいたのですが、

漏れ聞こえてくるところに寄りますと

母が、
「おめでたい席なので自分が出席するのは、当たり前なんだから
返事を出しておいてくれたらいいじゃない。
こんなことくらいちゃんとやって」と言う
その後も父は、相手の素性とか、着ていくもの、お祝いに包む金額など
母に相談しまくっている。
うるさくなった母は、なんでもかんでも相談しなくちゃ出来ないような人とは
離婚しますと宣言
(@_@;)
「なんだ、ペコロスがいいのか?」
母「何言っているのよ。もういつもうるさいから、頭撫でているだけでしょ」
もうどこか言ってとうるさがりながら

私を手招きする。
「ねえ、結婚式には、スカビちゃんちのタバちゃんも出てくれるの?あとうーんミツちゃん。一緒に出てくれないと出られないわ」

まあ、しっかりしていること、うちの娘たちのお世話がないと出られないってちゃんと自覚している。

父「なんだ。おまえのところの娘たちも出るのか?
  招待されているのか?なんて言っている?」(出てほしくない?)

私「弟くんから、もうすでに頼まれているよ。母さんのお世話は、私の娘たちで
私は、父さんのお世話をするように頼まれているんだよ」

母「タバちゃんが出てくれないと結婚式にはでない。だって、弟くんちのミーちゃんなんてずっと会っていないし、顔も解らない」

どうも、父はミーちゃんより年上のタバちゃんは出てほしくないのか
帰りもずっと早く相手を見つけてやらなくちゃと言っていましたが、
そんなにうちの家族は人に見せたくないのか?
母の施設にも何度も来てくれて、結婚の知らせが入った時も
真っ先に母の面倒をみると言ってくれた
こんな心優しい娘や息子
いないと思うのだが。