グループホームでの外出とボランティアコンサート
体調を崩してから早一週間
それでもボランティアとなるとシャキッとするので
行って来ましたが、
家を出ようとするとエンスト
電車とタクシーを乗り継いで行って来ました。
でも
メンバーの一人は、お父様が危篤とかで大阪まで
トンボ返りをしながらの参加で、頭が下がります。
それでもグループホームにも関わらず、
リハーサルを終えて、待っていますと
お一人づつ挨拶をしながら入って来ます。
まあこんな風です。
「今日は、私どものためにありがとうございます。
よろしくお願いいたします」
だいたいスタッフさんが二人づつ連れてくるので、
片方が挨拶してもう片方が頭を下げるって感じでしょうか。
席も与えられた席でなくて、夫々が、友達のいるところだったり
後から来る人のことを考えながら席を探して座ります。
聞いていただく曲では静かにリズムを取りながら聴き
歌う曲では、一生懸命歌ってくださるし
ちゃんとアンコールも心得たもの。
スタッフ以外は、認知症の方ばかりなのに、お行儀がよくて感謝です。
いえいえ、認知症の方たちの方が実は平均してお行儀がいいと思われます。
ちゃんと帰りにもお礼も言われました。
そうじゃない高齢の方たちは、建前で拍手をしたり、解説が聞こえないと聞き直したり、細かいところを指摘したりと中々難しいです。
彼ら以上に喜んで下さる方たちもいますが、
頭の中でプロと比較したり、喜ぶ自分を他の人がどう見るかなんて
考えてしまうのか、感想が小難しいです。
帰る時に理事の方が
「この施設の人たちは、中々外出もままならないから、こういうことが
本当に楽しみなんですよ」
と言っておられましたが、月ごとにイベントがあったり外出もあったり
利用者さんの中には、お歌の教室に行っている人もいたりします。
うちのメンバーの一人が言いました。
ここは、そんなに外出できるところなの?
実は母が利用しているところなんですが、母は毎週一回はデイサービスに通い
お買いものとか、デザートを食べに外出したりするので、
私が母を連れて外出する時も近所の人に挨拶されます。
それでも足腰が弱るし、ストレスがたまるからと家族の外出は推奨されています。
他は出来ないのでしょうか?
ご家族の中には、都心から来るので駅からの自転車を月極めでレンタルしている人もいます。
よく解りませんが、デイサービスでは、天気のいい日はいつもお散歩をしていたので、足腰が弱らないようにしたいものです。