matsumushisou’s blog

映画やドラマと日々の生活

白髪マダムにあこがれて

随分前に投稿していたと思っていたものが
下書きだけになっていました。
これから書く記事の前提部分にもあてはまりそうなので……。


弟のところから結婚式の招待状が送られて来ました。

封筒の裏の宛名のところに弟の名前
もちろん、相手側の名前もあったのですが、
身内のこういうものを見るには、なんとも不思議な気分

ま、それはさておいて、
最近、母のところに頻繁に行っているのも
弟の長女が年内に結婚することが解って
両親を結婚式に出席させるための訓練と言うか、
準備のためもあって、
まさに気合いが入っています。

母は5年前、親戚の結婚式があった時は黒く染めて
それは華やかなものでした。

その後は、白髪が目立てば染める状態が続いていました。

そこで、母の髪の毛は、張りがあるのですが、痛みやすくて
いくら染めてもダメージが目立ち過ぎ

そのままにしておいたら、真っ白になるのではないか、
その方が髪のためにいいんじゃないか
それもちょっと日本人離れした母には、似あうのじゃないかと
何度か
白髪ヘアーへの挑戦をしたのですが、
母が起きた時にびっくりがっくりするのと
親戚からの注文で、中々実現できずにいました。

ところが
最近、髪が黒くなくても驚かなくなったようです。
もちろん、他の人の髪を見ては
羨ましがるし、
鏡をみれば、おばあさんになったんだわと
落胆するのですが、髪のダメージ(ソバージュ状になったり切れ毛になるので)を考えて
この夏あたりから白髪ヘアーに向けて
カットしてもらっておりますと
髪の毛がだんだん元気になって来ました。

ただ、86歳の割に髪が多い、すぐに膨らんでしまうので
何度も施設からカットの要請

一カ月もしないうちに
よく洗髪してくれるのか、ほとんど爆発状態の髪になってしまう。

他の利用者さんを見ると
水の江瀧子男装の麗人と呼ばれた)みたいな髪型
母のようなふんわりヘアーはいない。

それでも、洗わないリンスとやらをつけて形を整えると
ちょっとマダムっぽい。

施設の方には、ご迷惑かもしれないけれど、
白髪で爆発したヘアーは、路上生活者みたいでいただけない。

行く度にロレアルのヘアリンスをつけていたら、
なんか白髪に黒い毛が混じるようになって来ちゃって
特にひたいの回り。

12月の結婚式の前にパーマはいかがですかと美容室では、言われているんですけれど
モダンなマダムを目指す私としては、
カットと整髪剤くらいで見栄えのするヘアースタイルにしたい。

それにしても
真っ白ヘアーを目指していたはずなのに、富士山が雪をかぶってしまったような
頭になりそうな母の頭
自然にまかせるのは、難しい