matsumushisou’s blog

映画やドラマと日々の生活

聴覚障害の父と認知症の母の期日前投票

何日か前に実家に行った時に
父が期日前投票に行きたそう
だったので、色々と調べて
連れて行くことにしました。

本人は、もう年だから、選挙の結果がどうのこうの言うほど
生きていないと思うけれど、
孫や、ひ孫のことを考えると戦争には、反対したいと言うのです。

父は耳が遠いですが、
投票に問題はなさそうなので、大丈夫ですが、
母は、その時、その時の意識はあるものの
できるかどうか
解ったものではないですが、
父が母と一緒に行きたいといいますし、
ダメならダメでその意思だけを尊重しようと思って
母のところに行き
「選挙の投票に行く?」と
聞きますと、
「行く」と言います。
念のために選挙公報も用意しました。
すべての候補者が出ている訳ではなく
「投票する時には、顔の写真がないのでしょ」とも
言うので、大丈夫かなと思ったのですが、
取り敢えず、連れて行きました。
投票所に入る前に
選挙公報を見ながら、この人は入れたらダメなのよ
なんて言っていましたが、
国会議員の事はよく知っていたので、
ちょっと言いたかったのでしょうか?

投票所内に入ると
まず、宣誓書に名前、選挙する日付、誕生日、住所を書き込みます。
老眼になっているので、メガネが必要かと
思い、持って行きましたが、
必要ないと言い
なんとか、スラスラと書いていました。
ここでは、書く場所を教えても大丈夫でした。
まあ、ここの欄だよと言うくらいでしたが。

次に選挙人名簿との照合を受けに行きましたが、
すんなりと貰えたようですが、小さな投票所なので、二枚貰って
???
となっていたので、職員に介添えを頼みました。

職員さんと一緒に名簿の書いてある台のところに連れて行って貰いました。
「名前を書いて下さい」と言われて
どうも、自分の名前を書いた様子
職員さんが
「これでは、投票が無効になってしまいます。
 この一覧にある人の名前を書いて下さい」
と言ったようです。
二人がかりで、説明していたので、多分そんなようなことを
言っていたようですし、
立会人も、必要以上のことを言ってはいけない
アドバイスをしていたようです。

そのうちに見えないと言ったようで、職員さんが
「虫眼鏡持って来て」と他の職員さんに言っているのが
聞こえたので
「メガネ持っています」と
入口で叫ぶと
取りに来てくれました。
投票に来ている人がほとんどいなくて良かったです。

父が母のところをのぞこうとしたので、
ジェスチャーで、早く投票用紙を箱に入れるようにと
入口から指示

投票が終わった父を連れて、部屋の外の椅子に座らせてから
そっと投票所の部屋をのぞくと
母がうれしそうに投票箱に投票用紙を入れていました。

もうこれが最後だろうと
投票済証を頂いて
投票所の前で記念撮影をしました。

それにしても誰に入れたのでしょうか?