matsumushisou’s blog

映画やドラマと日々の生活

暴力事件か家出人捜索か

もう年なのだからこのままでいい。
なんて、書き始めていたら
父から電話
 
実は、昨日母と一緒に映画に行った。
母を送り届けて、帰ってみると、鍵がない。
母のしまいぐせを懸念してバッグを二つ持っていって決して鍵は出さなかったはず、
でもない。
一応、父に連絡をしてから、昨日行ったところに電話をしてわすれものがないか聞いてみた。
しばらくすると父から電話で、鍵があったとのこと。
そして取りに行き、二人で
「母のしまいぐせは、病気なんだから仕方ないね」と
言ったはずだったのだが、
夕方になって父が、母に説明してやってくれと電話して来た。
母は善意でやった訳だから、
自分が忘れて取りに行ったと言った
中々納得せず長電話になったが、母の気持ちがなごんで切ろうとすると
父が、「あなたがしまってしまって大騒ぎになった」と言うことを言う。
最後には、長電話過ぎると言って強引に切ろうとする父と抵抗する母の声で終わった。
まずいと思って電話をかけなおすが中々かからない。
やっと通じたと思ったら、母が怒って出て行ったと父
弟に電話をして、すぐに実家に向かう。
 
で、実家につくと家の前に  パトカー
圧倒されながらも実家の玄関に行くと
おまわりさんが無線機を持って、お父さんはどこにいますか?
なんてやっている。
なんだ、なんだお父さんじゃないだろう。お母さんだろう。
「ん?おじょうさん?110番通報した?
ん?違う?誰がしたかわかる?」
「お母さんが自転車やさんに、おとうさんに殴られたと言って助けを求めて来たというけれど
お母さん認知ある?」
「まずは、おじょうさん、中に入って、お母さんの気持ちを落ち着かせて」
母はよく警察に行くからと言って電話を寄越すけれど、
本当に行くとはびっくり。
中に入ると蹴られてもいない腕をさすり、殴られてもいない頭を撫でている。
鑑識でなくても、左右かわらない腕を見せられて、
蹴られた跡などないのがすぐにわかる。
こっちはパニックっているものだから、名前や住所を聞かれてもオロオロ
実家の電話番号もあやふや状態
すると母が横から教えてくれた。
どっちが認知症じゃ~!!!
あとで聞いたら、父は駅前の交番を訪ね、お巡りさんがいないので、
成城警察署までタクシーで行ったらしい。
91歳、おそるべし!
しかもあわてて行ったので、お財布をもたずに行ったとの連絡まであって
タクシーの運転手に連れられて帰って来た。
おまわりさんの目の前で二人は握手して和解をさせられた。
あとは、落ち着くまで一緒にいてやって下さいと言って
帰って行かれた。
その後、弟も来て
母は、お茶を配ったり、パンを分けてくれたり、
大喜びでした。
題名にも書いたけれど、警察としては、年寄りがかたや暴力を振るわれたと届け
もう一方は、捜索願いをとで、ちょっと混乱状態でした。
こっちもよく状況が把握できていないけれど、
二人とも無事で良かった