matsumushisou’s blog

映画やドラマと日々の生活

グループホーム、ランチのメニュー

昨日、置いて行ったブルーレイを取りに行くと
みんな集まって来て
昔話に花が咲きます。

どうも私の失敗話をよく覚えていて
「自分が留守の時に、誰かお酒飲んで酔っ払っていたわよね
真っ赤な顔をして誰だっけ?」
こういう事ばかり覚えています。
おばあちゃんと同居していた時によく梅酒を薄めて
飲ませてもらっていたので、
母が留守の時に、大好きな梅ジュースが飲めるとばかりに
梅酒のビンを引っ張り出して、弟と飲んでいたのです。

弟は小学生だったこともあって、顔が真っ赤になってしまいました。
びっくりした私は、弟をベランダに出して涼ませていたところに
母が帰って来て大騒ぎになったことがありました。

もう盆踊りの時の失踪事件といい、スタッフの印象が変ってしまいそうです。
特に盆踊り事件は、東京音頭とか歌うと思い出すようで、困ったものです。

その話から徐々にずらしていきながら、色々と話を聞いていますと
母とキヨちゃんは、学校の話になり、かたや女学校の話
かたや小学校の話なのに、なんだか話が続いています。
そのうちにスタッフさんが、キヨちゃんは、どうして、その学校に
行ったのですかとお聞きすると
うちは、お父さんがキヨちゃん、あなたはこの学校に行きなさい
あなたは、この仕事をしなさい。
あなたは、この人と結婚しなさいと言うので
「うん。解った」と言ってそのとおりにして来たから、行きたいところには、
行っていないという爆弾発言。
「昔はそんなものでした」
に、みんなうなりました。
母は、
「お父さんにそんな口のきき方をするの?。解ったじゃなくてハイっていうんでしょ」
時代の差を感じます。
そんな感じで話をしていますと


スタッフがまたやってきて、
そろそろ、お昼なんですけれど、何を食べますか?」って聞きます。
キヨちゃんが、
「チャーハンがいいです」と言って
スタッフが持って来た紙に
チャーハンと書いて、サインしました。
「では、中身はどうしましょう?」
キヨちゃん
「お肉が入っていればいいです」
スタッフ
「お肉は、どんなお肉がいいですか?」
キヨちゃんがうなっていると母が
「豚肉のキリ落としでいいんじゃないの?」
スタッフ
「じゃあ、一子さん、豚肉って書いて下さい」
母は、豚肉のヘンは、にくづきよね、と言って月を書きましたが、作りが
出て来ないようです。
それでもスタッフ
「豚肉はわかりましたので、野菜もお願いします」
母は、
「まずは、玉ねぎと人参、それからそれから」と言って
ピーマンも書きました。

この施設では、こうやって、昼のメニューは利用者さんが決めているそうです。
もうすぐ忘年会もありますが、その時のメニューも
利用者さんみんなで考えるそうで、
もうステーキとか、人参のグラッセとか、ミートローフとか、から揚げとか
すごいご馳走があげられているそうです。

そしてデイサービスも二つあるのですが、
一つのデイサービスでは、水曜と金曜日以外は、利用者さんが決めて
利用者さんが作っているそうです。
水曜と金曜だけ、スタッフが決めているのは、献立が偏らないように
だそうです。

この日も、メニューが決まると雨宮さんが野菜のカットと洗い物の手伝いに
行っていました。
母は、ちっとも手伝おうとしませんでしたが、
自分で自分の席に持って行かないと食べられないので、
食事が出来上がると、私がいるのも忘れて食べ物のところに行っていました。