matsumushisou’s blog

映画やドラマと日々の生活

母の誕生日 イン グループホーム

母の介護施設主催の誕生会に行って来ました。

色々と野暮用があって、着いたのは13時すぎ

スタッフに
「ハッピーバースディを弾きに来た流しです」なんて言うと
さっそく
Iさんが
とてもいい発音で「ハッピーバースディ」を歌いだす。
アールの発音が本格的だ。

それなので、取りあえず、マンドリンを出して、誕生日にいいかなと
思った「三百六十五歩のマーチ」の歌詞を母に渡す。
そうそう、その前にお花とプレゼントも渡しましたが。

軽く、ハッピーバースディを弾いてみてから、渡した曲を弾く
何人かソファのところに集まって来たので
曲当てクイズ、
とにかく童謡を弾きまくり
みんなが歌う。
まあ、どんな曲を弾いても
誰かが歌う。
時々歌えないのがある母は、歌詞を渡した「三百六十五歩のマーチ」と
「しあわせなら手をたたこう」を何度も注文
認知症でいいのは、何度同じ曲を弾いても飽きないことだ。
その度にみんなで、手を叩き、足踏みしながら歌う。

と思っていたら、雨宮さん
「昔の曲ばかりでつまらない」と席を立ってしまった。
Iさんがとりなしに行って何がいいのかと聞くと
「はとぽっぽ」だそうだ。
もう弾く前から歌っている。今なら弾けるが、思いがけない展開に
アカペラで歌うことになってしまった。

いつも大声を張り上げているH氏も静かに聞いている。
彼は元気な時は、歌の時間をしきっていた。そういえば「三百六十五歩のマーチ
もよくみんなに唄わせていた。

みんなに取り囲まれながら演奏をしていると
スタッフから
用意ができましたので、「ハッピーバースディ」を弾いて下さいとの注文
みんなで大合奏
ワゴンで運んできたケーキのろうそくを母が吹いて
5回くらい吹いて消えず、Iさんが横から吹き消して終了
「また横取りしたね」と言われても舌をペロッと出して悪びれないIさん
施設が明るいのも彼女のおかげ
母は
「一生で一番いい誕生日が出来てしあわせです」と挨拶していました。