92歳転ぶ
朝から
「転んで腰を打った
手すりはいつつくんだ」
の電話
私「手すりがいらないと言ったから保留にしてあるのよ」
「父さんさえ、つけてくれと言えば、すぐにだってつくように手配してあるんだから」
父「だって、元気だったんだもの。今日、転ぶと思わなかったよ」
私「なんだって、そうなのよ。白内障の手術だって、元気だからこそ受けられるので
あって、体が弱っていたり、認知症が出たら、そう診察されたって出来ないのよ」
父「でも来月○日弟君が来てくれるから」
私「ちょっと待って。病院に行く日は、その日じゃないよ。大丈夫?
予約票に何日て書いてある?」
父「スカビちゃんが持っているから、見て」
白内障の手術で動揺しまくりの父。保険証も診察券も予約票も
一切受け取っていない。
おかしなことばかり言って弟と私を苦しめる
しばらく父の話の相手になっていたが、弟の悪口が始まったところで、
「知らない話だから、こっちに言ってもらっても困る」と言って電話を切り
弟に確認した。
弟と連絡し合わないと、もしも父がいなくなるような事があったら、
私たち不和になってしまい、母の介護がややこしくなる。