matsumushisou’s blog

映画やドラマと日々の生活

父と母の施設へ

父から呼び出しがありました

父の施設でお祭りがあって、お菓子とか、水ヨーヨーを貰ったそうです。

それらを母のところに持って行きたいからとのお誘いです。

母の施設に着くと
母は、雨宮さん(仮名)とお部屋で二人でお話をしているとのこと
この方は新しく入られた方なんですが、
見かけは一番しっかりしているような感じで
お部屋には、エレクトーンもおいてあります。

で、二人が談笑している部屋に行きます
母が父と私を紹介してくれましたが、
雨宮さんは、父のことを
うちのお父さん?
なんて聞いて来ます。
母が
「これは、私の夫。あなたの旦那様はおいくつなの?」って聞きますと
「うちのお父さんは、稲垣さとし。東京の放送局の局長をやっていたんですけれど
二年ほど前に亡くなりました」
母「まあ、ご立派な方なんですのね」
いやいや、夫婦別姓か?今時ならわかるけれど、彼女のお父さんじゃないのか?
話して行くと自分も稲垣あつ子だって言う。
まあ、旧姓だとしても、雨宮さんの名前はあつ子じゃないんだわ。
お母さんの名前かしら。
うちの母は、そこは、スルーして
「お父さんはおいくつだったの?うちの夫は○○年○○月○○日」
あつ子(仮名)さんも
「うちの夫は、二月、いえいえ、9月だったかしら。いえそれは亡くなった日だったわ」
なんて混乱している。
施設に出す書類があったので、席を中座して受付に内容を確認しながら出して
帰って来ると部屋がなんだか臭う

気のせいかと思って
部屋を入ったり出たりするも、部屋の中だけ臭い。

そこで、お三時だからとみんなを連れ出す。
うちの父と母はすぐに出て来て
母は、お三時の用意をしているのを見ると
「手伝うわ」ってキッチンの中に入ってしまった。

父も食卓は、ここなのかってデーンと座る
いつもキーキー大声をだしている元ドクターは、今日はおとなしく
本を読んでいる。

雨宮さんがいない。
部屋にも残っていないし、部屋のにおいももうしない。
気のせいだったのかなと思っていると
雨宮さんが共有スペースにやって来た。
スタッフの一人が
「何か臭わない?」って
他のスタッフに聞いている。
言われたスタッフは、そう思って、トイレに行きたいか聞いていたところなんだ。
って端にいた利用者さんを介助している。
でもまだ臭う。

もしかしてと思って、個室にいる時、部屋が臭ったことを言うと
「雨宮さんだったんだ」って
トイレにお連れしていました。
施設に来たばかりで、色々と頭も体も混乱中なのかも。
母はどうだったんだろう。
週に二度は通っていたけれど何も言われなかった。
色々ご迷惑かけたんでしょうね。
ありがとうございます。

父は、帰る時に
「ここにあずかって貰って安心だね」って言っていましたけれど
最近、父の方ばかり行っているので母の方へは疎遠になりがちだからか
母は、どうも一人になりたがるようです。
時々行って静かな時間を過ごさせてあげないといけないなと
思いました。