病人からガンコ親父に

昨日まで具合が悪そうだったの父

行ってみると

溌剌としている。

こっちとしては、元気な方がいいのだけれど・・・

父　「今日は、どうするの？　病院には行かなくていいんでしょ」

とさっそく、

私　「火曜日に脳神経科を整形外科の先生が紹介してくれたのだから

　　　整形外科に報告に行かなくちゃだめだよ」

と整形外科に連れ出す用意

父　「確定申告はどうするのよ。

　　　　お昼はどうするのよ。」

って言うから

窓際太郎の事件簿のその助手のような麻生さんのように、荷物を肩掛けして

手にも書類を持ち

父を連れ出した。

ハンカチで汗ふきふきはしないものの、

父が人と応対する時に

それはですねって、書類を次から次へ出すためだ。

取りあえず、整形外科

着いてみると、ものすごい混雑ぶり、

父　「嫌だよ。こんなところで時間をつぶすのは」　元祖ガキ夫かしらん

父　「窓口で、行って来ましたって報告すれば、それでいいじゃないか」

私　「それは、病院が判断することでしょ。すぐに終わるかもしれないんだから

　　　　血圧でも計って待っていようよ」

待合室で、ちょっとひと悶着ありましたが、すぐに呼ばれまして、父から報告を聞いた先生は

　ドクター　　「良かったじゃないか」って

傷の手当をしてくれました。

ドクター「しばらく傷の手当に通ったら、足のリハビリしようね」って

細かい傷まで差し出す父に

ドクターは

　「家で塗る分もだしておくね。来られない時は心配でしょ。

　　うちも水曜日と日曜日は、お休みしているからね」って

受付で会計をしていたら、

ドクター、そっと後ろを通って、

「頑張ってね」　って私の肩を叩いて行きました。

がんばるのはわたしなのね！

次に税務署

確定申告の終わった後に、確定申告に行くのは初めてなのですが、

まだ、相談会のようなものをやっているんですね。

番号札を頂くと２１番でした。

そこで医療費の計算をする人もいて、中々大変そうです。

でもうちも書類をかき集め状態ですから、

どれだけかかるのか、ちょっと心配

でも前の番号の人がもっと時間がかかると判断され、別室へ

うちの番になると

相談員に次から次へと聞かれ、必要なことをパソコンで打ち込んで行く

父が一人で来た去年までは、どうしていたんでしょ。

すごく時間がかかったのじゃないかな。

生命保険はと聞かれ

父が今年は払っていない、払い込み済みと言うから

空欄で

すべてが終了。

待っている時間も含めて約一時間で終了

「疲れた取りあえず、お茶をしよう」　と、言うので車に直行

家に向かいながら、ファミレスでもと探すと

御茶代が惜しくなったのか、

ファミレスの駐車場に入ったところで

　「家に帰る」　と、家に直行することになりました。

よほど疲れたのかと思ったら、家についたら、いそいそとお茶の支度をしていました。

そこで、忘れないうちにファイルをしておこうと

書類を分別していると、

急にそばに来て

「変だ。生命保険の金額を入れられるはずだ」と

あちこちに電話を始めました。

そうは言っても、済んだものは、今騒いでも仕方ないのではと

来年大変でないように、今年のファイルを作って

必要書類を書きだし、

次の日の傷の手当をどうしたものかとデイサービスに相談

返答にちょっと待って下さいと言う間に、夕飯の買い物の手筈を

していたら、

入れられるものを入れなかったから損をした。今、生命保険会社から

電話が来るから、聞くようにと父

「もう今年は申告したんだから、来年は入れるようにファイルに書いて

次の用事をしなくちゃ、私はうちに帰れないでしょ

うちの仕事だってあるのに、こっちに来ているんだから、困るのよ」

と言うと

「そんなに恩着せがましく言うのなら、もう帰ったらいいじゃないか」

と激怒

そういっているところに保険会社から電話が来たので、

買い物に出かけると、デイサービスから、傷薬のことで電話が来たので

そちらで、傷薬をつけてもらえるか確認

通い袋に説明を書いて、くすりを入れることになり、夕食を作ったあと、

それをして帰った。