matsumushisou’s blog

映画やドラマと日々の生活

今回は父も連れて、井の頭公園、動物園に 老老介護の大変さを知る

ケアマネさんとの月一回の話し合い
 
母は、デイサービスが本日迎えに来ないのが一番心配らしくその話ばかり。
歌も忘れてしまうことが多いとか、人の役に立てていないで
むしろ足をびっぱっているのではないか。
髪の毛の心配、見た目で毛嫌いされることが心配のようです。
まあそんな話を小一時間
 
その前に
ケアマネさんが 父の心配 をして下さり、 介護家族支援の会 
紹介をして下さいましたが、
はじまる時間が、母を送り出す時間なので、お迎えを早めにしてくれることになりました。
 
ケアマネさんが帰るとランチに行こうと言うことになりまして、
下高井戸の魚屋路に行く事になりました。
父と母のお気に入りの一つです。
 
帰る時に駐車場で、女優の山口いづみさんをお見かけ致しました。
大奥の女と言えば、彼女と思うほど、はかなげな美しさのある女優さんです。
母は、よくわからず、「きれいな人ね」なんて言っていましたが、お年を重ねても
プライベートでもおきれいでした。
お母様と二人連れ
こういう著名な方が高齢者を連れて移動するのは、私たち以上に大変なことだと思います。
逆に言えば世田谷あたりだと、あまり大騒ぎせずにこういうところに出入りできるのだなと
思いました。
 
次に行ったのは、井の頭公園
なんと駐車場の近くで撮影中。
行きたがる母を促して 動物園 の方に向かう。
行くなり二人して入口に突進してしまいましたので、あわてて入園料の窓口に行って
入園券を購入
 
その次は売店に直行
子供より好き勝手な二人です。
そんな父に代金を支払ってもらって、私もアイスクリームを頂きました。
 
なかなか食べ終わらない母と、それにつきあっている父をおいてトイレに行くといって
私は案内版など偵察
 
入口で騒いでいたモルモットふれあいコーナーに行きました。
イメージ 1お客が何十人来ようとすぐにふれあわせて
くれるのがすごいです。
たしか多摩動物公園では、時間制限、人数制限がありましたし
タオルとかの上に乗せて
ふれあうようになっていたと思います。
 
母もさっそくモルモットを抱いて、お隣の子供と
お話をして二重のふれあいです。
そのうちに彼女が帰ってしまったので、
今度は父と並んで座り
二人でモルモットを抱えていたのですが、
そのうちに父に自分のモルモットを
渡してしまったので、
係員さんに
「一人一匹にして下さい。デリケートな動物なので
けんかしたら大変です」
と言われてしまいました。
母はどこ吹く風の顔をしています。
 
「抱いていなくていいのなら返すよ」と言ってモルモットを返し
このコーナーを終わり、
 
次は のはなこちゃんのところへ
母がいつまでも見ているので
私は、次の場所の確認
うしろを振り返ると父がベンチで一休みをしています。
夜寝られないので疲れるんだとのこと。
 
じゃ少し休んでいてと言って象の展示コーナーに戻ると母がいません。
象の寝部屋を気にしていたので、そこも探しましたがいません。
柵の端から端まで探しましたがいません。
いや、いました。
ベビーカーに乗っている子供の相手をしています。
座り込んでいるので見えなかったのです。
気のせいか、ベビーカーを押しているお母さんがあらぬ方向を見て困っている様子なので、
母を連れ帰って来ました。
ほっておくと
子供を抱いたり、握手をしたり
過剰な接触と思われないこともないので、そっと
「父がなんか飲もうって言っているよ」と言って
幼児とバイバイ
 
父にジュースなどを買ってもらって一休み
本当に父は疲れている様子です。
聞くと夜中に何回も目が覚めるそうです。
 
出口に向かおうねと言っていたのに、
母はリス園を見付けて入ってくると言っています。
入口にリスに飛びつかれたらジャンプしてくださいと書いてありました。
わあ、そんなにいるのかと思いながら入って行くと
イメージ 2さっそく
木の枝に張り付いているリスを発見
母がなかなか見付けられないので
説明している間にも
木と木
巣と巣の間を飛び回るリスたち
 
母には見えたのでしょうイメージ 3か。
もっと分かり易いのはいないかなと思うと
 
手の届きそうなところに寝ているリス
 
母は頭がどこかわからないといいます。
 
私「左のツンツンとしているのが耳だよ」
「どれどれ」
 
 
「こっち向いて」と
手をパンパン
 
リスが見つからなかった人たちが集まって来ます。
一方、後ろの方で走り回っているリスたち、
なんかリスも人も集まって来て、もし母がこれで出口を開けたらどうなるんでしょうと
思って退散することにしました。
その後、すぐに人の通る道を横断するリス
戻ろうとする母をたしなめて
リス園をあとにしました。
 
井の頭公園の動物園あなどれない。
 
小学生が無料なせいか、少子化はどこの世界と思うくらい子供だらけですし、こういうふれあいサービスも
していますし、
父も私も疲れ果てて園を後にしました。
駐車場に戻る時にまだロケをしていたので、
母は正規の道をそれて今度はそちらに突進
飛んできたスタッフさんに、駐車場に行くのですが、この辺りだったら写り込まないですかと
聞きながら、駐車場に向かいました。
結果、近道でしたが。
 
帰る時に
父が
「今日は良い運動をしたので、よく眠れるだろう。ただ朝が起きられるか心配だ」というので
「そんなことを心配したら、眠れなくなっちゃうから・・・」
と言い出すと
母が即座に
「あなた来てくれるの?」
いやいや、明日は明日の予定があって行けないこともないけれど
「8時に電話するね」と約束
 
果たして夫が寝坊。5時半に家を出て、
羽田空港まで送って、家に電話、
みんながいないとまだ朝じゃないとおもって、娘が起きないといけないので
電話すると、案の定。出かけたのを気づいていなかった。
そして家の駐車場に着いたら、出かけたはずの娘が出て来た。
これも送って
ギリギリ実家への電話に間に合った。
 
やっぱり何があるかわからないね。