matsumushisou’s blog

映画やドラマと日々の生活

母、ショートスティから帰る。その後の騒動

ケアマネさんから、
ショートスティを一日延長してもいいかと連絡が入り
風邪気味だった私は、治してから迎えが出来ると喜んだのですが、
 
翌日、ヘルパーさんへの連絡がなかったようで、ヘルパーさんが訪ねて行ったようです。
 父からの連絡が入り、
 「どうなっているの。この寒い中傘をさして来たんだよ。
 ちゃんと連絡しておいてよ」
 って。
その前の日は
 「これから、補聴器の具合が悪いから駅の近くの補聴器屋さんに行ってくる」
その前の日は
 「(scabiちゃんの娘の)Tちゃんから、電話をもらったよ」
 (バレンタインデーにチョコをあげてもいないのに、お返しくれたんだものね。電話くらいしなくちゃだわ)
そしてその前の日は、
  「来るよね」
って行きましたわ。何しにいったんだっけ。税金の払い込みの控えを届けたのかな
 
で、日曜は弟が行ったらしいけど、父は句会に行っていたって
  電話がありました。
土曜日も電話があって、その前の三日間は連続して私が支度とか送り出しに行っていた。
 
こう思うとショートスティって私にとってちっとも楽じゃないみたい。
でも父も母もリフレッシュできたよね。
 
で、前回の時は、帰って来た時に荷物を母が一緒にほどいたので、
今回支度が一からのやり直しでした。
 
 
そこで、今回は
帰って来た時に用意したもので、ショートスティ用のものは、かばんに詰めてしまおうと
考えたのです。
 
実家につくと父が寝ていたので、起こさずに母を迎えましたら
それは、いけなかったみたいですね。
母が
「なんで(父が)いないのよ」 とまず怒ってしまいました。
 
たしなめて、荷物を部屋に運び、しまうものと日常の衣装ダンスにしまうものと分けていると
父が来て
「誰が送って来たのか?明日はまた行くのか?ヘルパーさんは、誰が来るのか?」
矢継ぎ早の質問です。
それが終わると
「弟のお嫁さんのお母さんが退院して退院祝いをよこしたから電話してくれ」と
母に。(認知症の母に何ができるというのだろうか。
     誰が、なんで入院していたのか、いつお見舞いを送ったのか
     何も記憶にないのですから)
母は
「何も知らされていないものには、対応できないから自分でしたらいいでしょう」と
父は
「礼儀だからね」
と言って電話を始める。
口下手なせいか会話が続かないらしく
「妻に変わります」だって
「お元気でした?へぇ~大変でしたね。おうちではお一人なんでしょ。
今度娘とお見舞いにお伺いしますわ。
では、お大事に」
なんてことをつらつらと話している。(本当はもっと長く上手に話していた)
 
お見事!って
 
わたし拍手しちゃいました。
 
でも母は気持ちがおさまらないらしく
「いくら渡したの?なんで私に内緒でやったの。聞いてなかったわ」とご立腹
父がうまいことを言えばいいものを
無視して、
 
「あなたがいない間に手紙がこんなに来たんだから読んで対処してよ」って
どんどん渡す。
医療費の戻りとか、なんとかクラブのアンケートとか、おむつの変更とか。
 
「え?おむつ?私、そんなの使っていないわよ」
ん~~、なんと反応が良い事。
「ん、違う。違う。紙パンツ。私が見ておく」
紙パンツは、OKだった(ホッ)
 
父「医療費の戻り何枚入っていた?」
母「(scabiちゃんに)あなたがもらっておいて、そして良いところに遊びに行こう」
私「うん。でも振込みだからね。母様の通帳に入るのよ」
母「でも遊びに行こうね。この人抜きで」
まあ、いいや、取りあえず、二通は私預かりね。でもアンケートはいらんでしょと思っていたら
父が
「アンケート出しておいてよ。それから、このクイズもあっているか確認して」
うわあ、クロスワードとか、数独とか好きだなあ
でも、このタイミングで出すか?
 
とにかく父の用事をすませて父を黙らせようとしているのだが、
次から次へと話が続く。いないうちに出来なかったのか?
 
母が帰ってすぐに(多分、私に気遣って)「食べに行こう」と言ったのに、
夕飯のおかずも並べはじめた。
「こんなにあるんだから、うちで食べたらいいだろう」と
 
でも母は、さっき、退院祝いにもらったおせんべを食べ始め叔父の一周忌にもらったカステラも
怒りにまかせて開け始めている。
 
「こんなことなら、今日も泊まってくれば良かった」って
まあ、母さん覚えているのかしらと
ショートスティの生活に話をふったが、憶えていないみたい。
でも
「こんな私でも役に立つことがあるのよ。食事の手伝いとか、色々。だから、泊まりに行って来る」って
そんなあ、
「母様、お話聞かせてよ。お友達とか、いたんでしょ」と母にすがる。
気持ちが通じたのか
「(父に)あなた出て行ってよscabiちゃんと話がしたいのよ」
父「お墓詣りはどうするんだ。明日、デイサービスに行ったらいけないだろう」
母「あなたみたいなのを自己中っていうのよ。
自分の用事しか言わないんだから。あっちへ行ってよ
お墓詣りはscabiちゃんと行ってくるから、心配しないで」
そこへ夫から電話、
「今、実家なんだろう。近くの駅まで行くから迎えに来てよ。あ、でも一時間以上は、かかるかも」
私、「今、モメテいるんだから、メールして」
いやん。八方ふさがり。
一時間で収めなくちゃ。
母の気分がだんだんと落ち着いてきたころ夫からメール
「もうすぐ駅に着く。まだ出られないようなら、夕飯食べて待っている」
夕飯食べたら、また一時間くら時間を取られてしまう。
仕方がないので、具合が悪かった娘が帰って来るので娘を迎えに行くと
(具合が悪いのは本当。ここ毎日、駅まで送り迎えしているが、この日は、まだメールが来ていない)
言い、
お墓詣りには、一緒に行くと約束して、
帰って来ました。
もちろん、夫を乗せた後、娘にも連絡がつき、駅で捕まえて帰って来ました。