matsumushisou’s blog

映画やドラマと日々の生活

認知症の母をつれて昼神温泉 出発まで

毎年恒例の旅行
 
何日か前から、実家に行って支度
でもデイサービスがあるから
用意をしても中々難しいので、前日、一気にやることとした。
まずは、
防水シーツをスーツケースの一番下に入れ
介護パンツ、長時間用(5回分×4)薄型パンツ(3回分×9)
このほかにおそそうをしたら全とっかえなので、
日数分の着替え
パジャマも持参
 
父は自分ですると言うので、旅行リストを渡した。
下着、靴下、等二泊三日分を
 
しかし、夏に弟が旅行に連れて行ったら、パンツが足りなくなったというので
下着の替えは用意
 
母の支度をスーツケースに詰めていると父が
 
ブレザーにオーバーコート を羽織って
「こんな格好でいいよね」
と言う
 
「雪が降っているのだから、厚手のダウンジャケットを着て
持っているはずでしょ。箱根に行った時に着てたよ」
 
と言ったが、
「持っていない」
の一点張り
 
実家からの帰りにダウンコートも購入
おかしな話だが
前回も
寒さ対策のためにうちの薄手のダウンジャケットを持って行ったら
今では、
私の旧姓が首の後ろ辺りに、書かれている。
しかも二枚持って行ったのに、
一枚はないと言う。
 
とにかく翌日7時半に家を出て
母たちを迎えに行った。
父に前日購入のコートを着せてみると
「これを着るなら、
似たようなのを持っているよ」
と、私が前日に、あるはずでしょと言った
厚手のダウンジャケットを持って来た。
昨日、説明したら、
「そんな布団みたいな服は持っていない」 と断言したのに。
 
最後の支度をしていると
父はタクシーを呼ぶと言って表に行ってしまうし、
母はお風呂バッグにハンカチやら、メガネやらを詰め始めた。
 
お風呂バッグ で旅行に行かせるわけにはいかないから
「お風呂バッグをスーツケースに入れるから
ハンドバッグを持って」
と言うと
フォーマルなハンドバッグに
また何やら詰めている。
時間が経てばたつほど大変なことになりそうなので、
取りあえず、タクシーで駅まで行く事とした。
このハンドバッグ、ホテルについてから判明したのだが、紙パンツが
一つづつ、梱包されて4枚入っていた。
よくぞ入ったものだ。
 
本当なら、娘が駅からタクシーに乗ってやって来て
折り返し、それに乗るはずだった。
 
変な誤差が出来て、娘とは新宿まで会えずじまい
その間も
91歳のおじいさんが孫を探すと言って
電車の中をウロウロ
私は、2人分だか、3人分だかの荷物を持って、母を連れてだから
動きが取れない。
 
こんな状態で、スーパーあずさに乗るために中央線のホームに向かう。
末っ子はあてにならないが
まあ仕方ない。
こんなやっかいな旅行に来てくれるだけで御のじとしよう。