matsumushisou’s blog

映画やドラマと日々の生活

施設にいる母に会いたい父

どうしても、こちらのブログに中々入れないので

ご無沙汰気味です。アメバの記事と少し変えています。

12月4日

 

父がどうしても母に会って、昔の写真を見せたいと

言うので、連れて行きました。

 

施設に着いてみると、12時前なのに、母はもう

昼食の真っ最中

 

それなので、父は

自分もどうしても食事がしたいと言い出し

神戸屋へ(なぜか神戸屋にこだわる)

 

とても混んでいて、30分くらい待たされました。

席に着くとすぐに注文

そして、

「ここは、パンおかわりできるんだったよね。」

って、ことでスタッフを呼んでパンをまず頂きました。

このかごの中にはないですが、

神戸屋スペシャルとオレンジあじのもの

レーズンパン、手前に写っているやわらかいフランスパン

いちじくとクルミのパンを

複数個

3回くらいおかわりしました。

次にコーヒーを頼んでこれも2回か3回

 

メインは、ものすごい勢いで食べ散らかしたので

お店のメニューから

私は、父ほどパンは頂かないかわりにサラダをいただきました。

父はそれも欲しがりましたが、

生の野菜は、あまり食べないので、却下

お料理の中の野菜はみんな炒めたり茹でてあるので、

私の分も少し(人参を気持ち)あげました。

 

さて、食事のあと、施設に戻ると

母はベッドの中で元気そうだったので、

椅子をお借りして、父は母に若いころの写真を見せました。

結婚する前のものや、親、兄弟姉妹のものを

沢山見せていました。

「隣に写っているの、誰? ○○照子さんじゃない?」

母がほとんど口をきかないので

「苦労かけてすまなかったね」と

言っていました。(こういうのは病気になる前に言わなくちゃ)と

冷ややかな娘  (今父に振り回されて母の苦労がわかる)

父が母のお父さんの写真を見せたら

解ります

と言っていました。さすがおとうさん娘(認知症を発症してからもお父さん、お父さんと言っていた)

そして

今年生まれたひ孫の写真を見せると

笑みがこぼれ、父が

早く(母の)写真を撮れと言っていましたが、

敵もさるもの、

撮ろうとすると口を閉じてしまうのですよ。

 

父へかすかな抵抗でしょうか。

父が

写真の説明をしたり、

「クリスマスは何がほしい」とか、

話かけるのですが、

あまりにしゃべらないので父は

三百六十五歩のマーチを歌っていましたよ。

だんだんに声が大きくなったのでしょうか。

 

施設長が来て

「日によって違うのですよ。お話になる時は沢山話されるんですよ」

と言ってくれました。

 

ちょうど、入れ歯が緩くなって明日歯医者さんが来てくれると

言う話もあったので、話しづらかったのかもしれません。

 

父は「今度は息子くんと来るね」と言い置いて

帰って来ました。