matsumushisou’s blog

映画やドラマと日々の生活

施設のスタッフ 

母はこの4月に4年ほどいたGHから他のGHに引っ越しました。

 

以前のグループホームは、男性のスタッフばかりで、よく利用者さんに話しかけていました。

母は何度か骨折をして車椅子になっていましたが、男性のスタッフさんが多いので、

トイレに行く時は手を引いてもらって歩いていました。

ところが、私は二か月に一度の病院通いがかなり辛くなっていました。

私の力では、どうにも歩かせることなんて出来ずに

車椅子からの移乗も難しかったのでした。

それでもスタッフさんによると伝い歩きが出来るとなっていて、

そう言われると、歩かせられないまでも車椅子の移乗くらい出来ないのは

私に問題があるのかと思っていました。

 

ところがグループホームを引っ越してみると

こちらは、女性のスタッフさんばかりで、どうにも支えて歩かせることが出来ないというのです。

本当に伝い歩きをしていたのですか?

と言う疑問をスタッフさんから投げかけられ、病院への健診も車椅子の移乗も

難しいとのことで、介護タクシーを教えてもらったり、

車のところまでついて来てもらったりしていました。

 

母は以前の施設でも食欲がなくて、食事回数が少なく便秘がちでしたので、

そのまま見守りと言うことになっていました。

それでも、スタッフさんに対して、かなり言い出い事を言って

また言いたいことを言っていたせいでか、よく一人でテレビにお守りをされていました。

 

そして新しい施設に移ってからは、随分大事にされて、随分穏やかになっていましたが、疲れることが多いようで、よく部屋で休んでおります。

食事も一時はかなり回復してよく食べるようになっていたのですが、こちらでも転倒してから食事の量が減り、体力の減少が見られます。

食事の介助も以前のところは、ほとんどなしで

毎朝、同じメニュー。昼ごはんは、野菜が沢山入っているメニューで、どれも一口大以上の大きさなので、母は箸で切ろうとするだけで疲れていました。

こちらの施設は、柔らかく、細かく刻んでありますし、食べずらそうだと、ご飯は小さなおむすびにもしてくれます。

 

向こうの施設は、私語だか、話しかけなのか、スタッフ同士でもよくお話していたので、いつもにぎやかでした。

こちらは、スタッフの皆さんが静かにお仕事を遂行していると言った感じで、最初のうち私も緊張しました。

どっちがいいのか、相性なのだろうとは思います。

何がよくて何がいけないのかもわかりません。

ただ、以前の施設では、起きたら、ずっとリビングにいると言った習慣なので、

母は時々、イライラしていましたが、でもそれが活力だったのか、元気そうに見えました。

リビングからちょっと離れた廊下で、母は長い時間車椅子に座ってテレビを観せられていたけれど、ぷんぷんしながらも、ちゃんと座っていました。

こちらでは、食事が終わると部屋に戻って休息を取ります。

食事の少しまえに、みんなで、食事について話したり、ちょっと体を動かしたりしてから、食事をし、午後には散歩に行くと言った日課でしょうか。

 

それ以外の時はなかなか起きられない母を見るのは、辛いですが、

穏やかに話ができるのは

大変うれしいです。

もう体力の回復はないのでしょうか。

心配で、もっと会いに行ってあげたいのですが、

こちらも昨年腰の調子をおかしくして、寒くなると歩くのがきつくなります。

また引っ越しで腕も痛めてしまい、やっと横を向いて寝ていられるようになってきましたので、大事にしたいところです。

でもまた座った母と色々ゲームをしたり、折り紙をおったりする時間が持てることを願っています。