matsumushisou’s blog

映画やドラマと日々の生活

母の介護記録

母が父と一緒の建物にある施設に入ってから
父を一度連れて行ったが
母は、
呼ぶと「はーい」と返事をするものの、ベッドから起きて来ようとしない。

そこで母の入居からの介護記録を読んで、母の起きていそうな時間に
訪問した。

おやつのちょっと前で起きていることが多そうだったからだし
それより遅くなると
父が配食の時間になると気がきてないようだったからだ。

しかし、運悪く母はまたベッドにいた。

以前の施設で母は寝ていることはなかった。
いつもリビングから一番遠い廊下でテレビを観ていた。
他の入居者さんと揉めるからの処置だと聞いていた。

ところが今度の施設では、揉めることはあったも一緒に
歌の教室に行ったり、散歩に行ったりしている様子。
時には、他の入居者さんと笑い合っていたりもする。

こちらでも感情の波が激しいとは言われていたが、
入居したばかりの不安の感じで、おしゃべりは多い様子だった。
そこで、以前より施設長に挨拶したいと言う父を連れての訪問だったが
さっそく施設長に会うことが出来て
まずは父、満足
次に
母の部屋に行ったが、
穏やかそうな顔をしているので話しかけると
なんとか返事をしてくれる。
父が持って来た古い写真を見せている。
父が説明するけれど、反応が今一つ

二子ちゃんだよと言うと
「誰?」と反応を見せたので
部屋に飾ってある。四人姉妹の比較的最近の写真を見せる
名前も書いてあるしね。
するとじーっと見ている。
ちょっとは感じるところがあるのかもしれないが
父は
ちっとも反応しないと不満顔
30分ほどいたら
「Oさん、おやつにしませんか?」と苗字で呼ばれている。
こういうところも違いがあって面白い。
父と部屋を出ると
入居者さんたちが集まって来て
次々に挨拶をする。
父もデイで一緒だった人もいるようで挨拶をしている。
母が支度をして出てくるまで、他の入居者さんと一緒に
ラジオ体操をする。
おやつの前はいつもなのかな?昼食前に体操をしているのは
見たたことがあったけれど。メリハリがあっていいなあと思う。

前のところに強い不満があった訳ではないが、
母が叩いたり蹴ったりするので爪を切れないと言われて
行くとよく爪も切っていたが、ここでは、足の爪もきれいに切って
あった。
有難いことだ。カサカサでくすんでいた皮膚も潤っている気がしていたら
父が
「母様は、こんなに色が白かったんだね」って言うから
なんか血行がいいのかもしれない。

お風呂にも股関節の調子とか見ながら時間をかけていれてくれているようだ。
気のついたところだけ書いてあるので、知りたい事とはちょっと違うが
行きとどいたお世話をしてくれている様子で
ありがたく思う。