matsumushisou’s blog

映画やドラマと日々の生活

夫の共感力欠如 5月21日毎日新聞より

毎日新聞「日曜くらぶ」より心療内科医の海原純子さんが
夫についてよく記事を書いていらっしゃる。

この日のコラムは
既婚の男性に
「あなたの妻が、ちょっと体調が悪いから病院に行ってくる」と
言った時どんな言葉をかけるかというもの

「大丈夫?」「一人で病院に行かれる?」「私にできることある?」
「どのくらいでよくなるのかな」などの言葉がかけられれば、
あなたは夫としてとてもいいパートナーだ
と言うもの。

多くの場合は、妻が具合が悪くても
「ふーん」「あ、そう」と言う反応しかできないものらしい。

逆に夫が具合が悪いと言った場合
「大丈夫?」「病院へは、いつ行くの?」と聞くのがほとんど
かえって来たら
「どうだった?」と尋ねたりする。日ごろ少々折り合いが悪くても
相手の調子が悪ければなんとかしなくちゃと世話をするものらしい。
コラムを書いている海原さんが日ごろの診察から感じた事だと言う。

母のいなくなった部屋を整理していると
母の日記が出て来る
8、9年ほどまえ
ちょっと様子がおかしいなあと思い始めた頃の日記とか、書きつけ

体調が悪いとか、父に何度も訴えていることが書かれている。

このコラムでも書かれているが、
妻というものは、元気で当たり前、具合が悪いなんて受け入れられない
病気の人を世話をする体験がほとんどなく成長して来ている。

父の場合も当惑した挙句
ちゃんと出来ない事をしかったりしていたようだ。

昔の人はなんて我慢強いのだろうか、
夫がダメなら子供に病院に着いて行ってほしいと言ってくれればよかったのに
と思う。

今でこそ、
認知症予備軍なら発症を遅らせることができると
言われているのだ。

もっともっと出来ることがあったんじゃないかと悔やんでみる。