matsumushisou’s blog

映画やドラマと日々の生活

高齢者の便秘

父から
「具合が悪い」との留守電が入っていた。

その日は、夫に誘われて、市内の文化祭みたいなものに出かけていて、
陸上競技場の外周に陣取られた屋台をくまなく回り
なんとか、お腹を押さえながらもトイレに駆け込むことなく行って来られた。
が、帰って来てから昼食を作ると
夫は食べ終わるや否や、昼寝を始めた。
これ幸いと休んでいると、このメッセージに気がついたという訳だ。

こちらから電話をすると
私が買って行った龍角散のせいで、日ごろはしたことのない便秘に苦しんでいると
言う。
お腹が張って辛いとの事。

しかたなく便秘薬を買って実家に向かう。

お昼は食べ終わっていたので、夕食の配食が来て食べたら
便秘薬を飲ませて
しばらく様子を見て帰って来ようと思ったのだが、

次々に質問ぜめ、
電通 過労死の問題、社訓がどうのこうのと聞いてくるが、
辛い。体を休めたいのに、新聞の記事を次々と聞く。

しばらくすると通所施設から配食の人が来た。
スタッフさん
「お父様、お腹が張ってつらいっておっしゃっていたんですが、
お薬を買って来てもらえて良かったですね。
御嬢さんが近くにいるといいですよね」

うーん。でも一時間弱だ。

スタッフさん
「最近、ほとんど大きな病気もされなくて、ちょっと前に
銭湯で倒れたことくらいでしょうかね。長風呂しちゃったんですね」

「いえ、血圧を下げる薬を飲んでいたので、
その上お風呂に入ると血圧が下がると言うことで、入ってすぐに気を失ったようです。今は薬をやめています」

うーん。齢をするといろいろあるなあ。
便秘も、年を取ると、腸の動きが悪くなっておこるらしい。
今まで、便秘したことがないというので、なかなかどうしたらいいのか
解らない。
本人は浣腸するなんて言っていたが、普段から便秘をしない人が
そんな刺激をしていいものだろうか。

食事と運動で改善できれば一番いいはずと
薬を買うついでにカルピスも買った。

水分不足と乳酸菌がいいんじゃないかと素人判断だが。

本当に体調は、通所施設の食事のおかげで
ほとんど問題ない。ただ、水分補給は本人が飲まなくちゃだめだ。
この際、大好きなカルピスで水分補給をしてもらおうと思った。

配食のスタッフが帰られて、まだ5時くらいだったが、夕食を取ってもらう。
キーマカレーにきゅうりと油揚げの酢の物、サツマイモの煮物だ。

食後に薬を取ってもらって、念のために30分くらいはいることとするが
昼間の疲れか、足が重だるくなってきた。
お行儀悪く足をあげて休んでいたが、
帰れなくなるとまずいと思っていると
父が
「野球はどのチャンネルかな?それを見て寝るよ」と
言うものだから、
明日無事便秘が治ることを祈って帰宅することにした。

母は、よく便秘をするらしい。
母の施設に行くと便秘をすると機嫌が悪くなるのでわかると言われる。
しばらく様子を見て
食べ物や、運動でダメなら便秘薬を与えると言われる。

今度、どんな便秘薬を飲ませているのか聞いてみよう。