隣りの家の娘は可愛そうだ
春に心臓発作でご近所の奥さんが亡くなった。
そして旦那さまが一人残されて、現在一人暮らし
回覧板を届けに行くと
まだまだお若くて、ちゃんと一人でもやって行かれそうな方なんですが、
父のところを尋ねると必ずと言っていいくらい
「○○さんちの娘さんは気の毒だ。日曜日も来ていたよ」
あのう、私の方が先に来ていたから知っています。
しかも
そこのお宅は三人姉妹
うち二人は同じ町に住んでいるらしい。
三人が変りばんこに来ている。
少なくとも二人は確実に目撃
お話もした。
私より一番上で10歳は若いと思われる。
自転車で来る人、徒歩で来る人
先日見かけたのは
車
でもうちみたいに一時間もかけて来るような遠さじゃない。
それなのに、
行けば「気の毒だ」のオンパレード
ご主人が大変だ。気の毒だというのなら
同情もできるが、
娘さんが気の毒だとしたら
早くにお母さんを失って可哀想とか
突然死だったので大変でしょうとかなら
解るが
尋ねてくることが気の毒と言うのは
相槌が打てなくて困ってしまう。
相槌を打ったところで、
胃の内容物が逆流しそうだ。
なんかお腹がもやもやする。
こうやってお腹に溜め込んだものを吐きだしに
気分転換して
また頑張ろうと思ったのに、
もやもや。
外出プログラムで
母と会って
「結婚記念日の贈り物、何がいい?」
って、何度も聞いて
その度に
「現金」
と返される父
あまりにしつこいので母は
「誕生日もちゃんと頂戴ね」って
蹴りをいれる。
それより、結婚記念日の前に私の誕生日があるんですけれど。