matsumushisou’s blog

映画やドラマと日々の生活

グループホーム見学

時々ショートスティで利用させていただくグループホームです。
 
解放的な空間、
人懐っこそうな利用者さんたち
 
今までボランティアで伺う中でも、グループホームは、普通の人たちが共同生活をしているという
感じが強く好ましいと思っていました。
 
ところがショートスティをしている時の
母の様子を聞いたら、
 
母の気持ちをどう自分が代弁できるのだろうかと言う気持ちになりました。
 
ここのグループホームは、母が利用しているデイサービスと同じ系列なので
グループホームに入所してからもデイサービスを利用できるそうなのです。
が、母がデイサービスを利用すると言うことは
デイサービスの定員が12名と言う事なので
定員いっぱいになったら、利用できるのでしょうか?
 
施設の経営のことを考えたら、利用は難しいという話になりますよね。
 
では、デイサービスが利用できないとなると外に出るのが大好き、歌を歌うのが大好きな母は
日中なにをしていたらいいのでしょう。
 
そこで、土日の母の様子を聞きましたら、
やはり、ヒマなので、父の様子が心配なので
家に帰ると言ったそうです。
ここのグループホームは、利用者のさんのいう事を否定しない主義なので、
それでは、どうぞと言ったらしいです。
母は玄関はどこですか?
と言うので玄関まで一緒に行ったらしいです。
デイサービスもそうですが、この施設の玄関はカギがかかっていません。
それでも母は玄関も前で立ち尽くしたそうです。
 
そこで、
「どうなさいましたか?」と聞いたら
母は「何かやることはあるでしょうか?」と言うので
お洗濯やお掃除を手伝ってもらうことにしたそうですが、
社交的な母は、炊事洗濯掃除を手伝い、入居者さんと話していましたが、周りがざわざわし始めると
疲れたので一人になっていいですか?
と言って
部屋にこもったそうです。
とても音に敏感で
大きな声を出す利用者さんも苦手そうだと言う事です。
 
母は私が行くと、散歩に行きたい。
映画に行きたい。
カラオケに行きたい。
ドライブに行きたい。
プールに行きたい。
旅行にも、舞台にも…
行きたいところだらけなのに、
それが出来なくなったとしたら、
母には、まだデイサービスの方が合っていうような気がしてきました。