matsumushisou’s blog

映画やドラマと日々の生活

父はDV夫?

父から電話があって
交番に行って来ました。
 
交番に着くと
女性警官が(もう可愛らしくって、小さくて守ってあげたいような方でした)が
ちょっとお話を聞かせて下さい。
 
「こんなことって何度かあるんですか?」
 
「はあ、もう何度かお世話になっていまして、申し訳ありません」
 
「なんで、家を出て来られるのでしょう?お父様が何かなさるのですか?
叩かれたとか」
 
「いえ、叩くなんて、ちょっと小突くくらいで、ただ、耳が遠いので大きな声をだすと、それは
母は怖いみたいです」
 
「今、お巡りさんが送って行きましたから、そちらでも同じ話をして下さいね」
 
お礼を言って家に戻ると、
 
お巡りさんと応対している義妹
 
お巡りさんhttp://decomemoji.jp/img.php?no=221398見上げるほど背の高い男性です。
 
「自分はお母さんと交番からずっと話をしながら送って来ましたが、
認知症とは)全く気がつきませんでした。
話は淀みないですし、住所も電話番号も言えます。
ただ、お父さんのことで相談があると言われて
なんか奇妙な行動を繰り返すとか
 
管轄外ですが、
取りあえず、送って来ようとここまでお連れしたのですが…。
徘徊の危険があったと言うことですか?」
 
交番まで家から普通の人で20分くらい。
それを迷うことなく相談に来た
言っていることに淀みはなく、
どちらかと言うと保護しなければならない対象かと思われたようです。
 
今まで8回くらい母は交番に行きましたが、
どの警察の方も対応が認知症のそれではなかったのが思い出されました。
 
母を一人で帰した警察の方も
母を警察署まで移送して
迎えに来た父を別室に入れて、私が行くまで二人を合わせなかったことも…。
 
この警察官は、
「では、認知症と言っても、初期の段階なのですね」 と重ねて言いましたが
 
とんでもございません。
家族が疑いだしてから7年、認定されてから5年は経っております。
(物忘れ相談から、受診、医者が認知症と診断するまでに9か月くらい、認定の申請合わせて1年くらい)
もっと知識があったなら、もっと早く治療が進められていたかもしれない認知症の大ベテランです。
 
「ただ、そういえば帰り道が
かなり回り道で、こだわりがあるようだったんですが」
だって
 
それは、私と車で通る道、
だから
世田谷迷路にも関わらず一方通行は通らないし
細い道は通らないと言う訳だけど
 
覚えていたんだ