matsumushisou’s blog

映画やドラマと日々の生活

認知症は移りませんから

施設の主催でバザーがあり、
父と母と娘の四人で行って来ました
行く道すがら、お花のきれいな公園もあって、気持ちよく歩いて行きました
公園に来ている犬や、子供たちとふれあい30分くらいかけて
到着すると、顔見知りのスタッフや、
近所の人がいて、快く迎えてくれました。
バザーの品を買い、ランチをしていると、サロンのお友達にも会えて
声を掛けあい、母は顔を輝かしてお互いに家族を紹介しあっていました。
 
帰りにまた公園を通ろうと歩いていると、
ベビーカーを引いた親子連れ(赤ちゃん、幼児、母親、その母親)が、
今から通る公園の行き方を
聞いて来たので、
自分たちも今から行くところだと、言いますとついて来ました
父は良く知った道なので、たったと先にいきます。
 
あっと言う間に距離が50mくらい離れてしまいました。
父の行く方を見ながら、娘と歩いていますと
母は立ち止まってその親子連れの3歳くらいの女の子にしきりと話しかけていたようです。
それなので、娘が父を追いかけ、私が母の方に戻りかけますと
その母をおいておきぼりにして
親子連れが、私の方に来て
「本当に○○公園に行くのでしょうね」と
問いかけます。
「私はわかりませんが、父が毎日ラジオ体操で通って来ているので大丈夫だと
おもいます」と言いますと、
父の方にすごい勢いで、追いかけて行きました。
 
残された母は何とも言っていませんでしたが、
時々認知症とわかると、怒り出す人たちがいます。
母は人当たりのいい人なので、普通に話をしていると、
全然わからないと思います。
施設の見学に行って、今度は本人を連れてきて下さいと
言われたことも何度か
その程度なのに。
 
お年はいくつなの。
さんさーい
へえ、大きいわねぇ。しっかりしているわねぇ
・・・・
で、お年はいくつ?
 
・・・・のところに
年少さんなの、
と入っただけで、
あら、幼稚園なの?
幼稚園では、何をするの?
と続きます
 
話をするのがイヤでしたら、
お連れさんと離れてしまいましたね
と言ってください
 
こちらだって、父の行方が気になって離れてしまっただけなのですから、
 
家に帰ると、公園の花がきれいだったこと、こいのぼりが沢山泳いでいたこと
楽しい思い出だけ残って、気持ち良かったようです。