matsumushisou’s blog

映画やドラマと日々の生活

父を説得していて、認知症になったばかりの頃の母を思い出しました。

父のところに行きました。

父は、母と少ししか会えなかたことと

母の施設の責任者に会えなかったことに不満のようでした。

 

一つづつ説明しました。

 

まず、父は、一人で会いに行きたかったのに、

父の施設の責任者がついて来たことが不満でした。

 

それについては、母は、まだ転倒したばかりであちこち痛いはずで、

父が母に色々聞いたら、母は痛みで父のことを叩くかもしれない。

そんなことがあったら、母の施設の人は、父が倒れないか怪我をしないかと心配になりますし、安静にしていなくてはならない母の血圧とかも心配になってしまうから

ちょっとだけドアのところからのぞかせてくれたんだよ

と言いました。

私だって、ちょっとあっただけであとは、廊下に出て症状については、聞いたのだから

とも言いました。

 

次に、

どうして父が母のところに行くのに、

弟くんのところに電話しなくちゃならないのか

仕事中に電話したら、会議中かもしれないじゃないか

 

と言うものでした。

それについては、携帯だから、会議中だったら、出ないし、音がならないようにしてあるのかもしれない。

たまたま電話に出たのは、父に何かあったら連絡するようにと弟が頼んでいたから

スタッフさんは、それを守ったんだと思うよと

 

父は最後の方は、もう何を言っても無駄なんだと悟ったのか

手紙や、他の書類に目を向けていました。

 

そのあともその責任者のスタッフのことを文句を言っていたと弟から

聞いていたので、

ちゃんと解ったの。と念をおしたら、

母の施設の責任者にあって、話を聞きたかったんだと申しますので、

父の施設の責任者は、いつもいるからそう思うのだろうけれど、

あくまで昼間の施設、

母の施設は、一日中やっている施設だから、責任者といえど、毎日はいられない。

今度いついるか聞いておくねって

言いましたが、解ったかな。

まあ、ちょっと不満そうでした。

 

そう言えば、母が認知症になったばかりの時にも

スタッフに対する文句や父に対する文句がありました。

 

私が説明すると

これだから頭のいい子は嫌なんだ。

口で言い含められてしまう。

こんなバカな親はいなけりゃいいと思っているのでしょうと

大荒れでした。

 

そして自分はきっと精神病なのだろう。こんなおかしい親がいたら、孫たちが結婚できなくなるから殺してくれとか

 

大変でしたね。

 

あの時は、認知症なのだからしばらくしたら、何を話していたのか解らなくなるのじゃないかって、そう思って対処していましたが、

今思うと、不安な気持ちと言うのは、それが解消しない限り続くのだから

もっと違う対処法があったのじゃないかと思います。