matsumushisou’s blog

映画やドラマと日々の生活

台風前がもうすぐ来ると言うのに 台風はうちには来ないと言う父96歳

父のところに行きました。

 

本当は母のところに長袖と童謡のカセットを届けたかったのですが。

 

行くなり、父は自分の部屋で片づけ中

ゴミにまみれていました。

そこで、そのゴミの整理

雑誌など綴じたもの…まとめて縛る

紙ごみ・・・新聞と一緒にして、そのうちまとめる

布類・・・資源ごみ

不燃物…不燃ごみ

いらなくなった記名のあるものや重要書類・・・シュレッダー(電動のものは父が巣捨てたらしいので100均で買った手動)にかけ資源ごみ

の作業をする

時々大事なものが混ざっていることもあるので、丁寧に分ける。

 

次に

来た手紙を分ける。ファイルしたり、連絡をしたりなど

 

そして長袖がいると言うので

服の整理とその服を入れる衣装ダンスの中を使いやすくする

 

「外回りもかたづけないとダメでしょ」と言うと

「台風は、うちには来ない」との一言

そうは言っても、隣に着きだしてしまったツルを片付けておいた

 

耳が遠いので、片づけながら色々質問をすると

「何言っているの。口に物を入れながらしゃべったらダメでしょ」と言う

もぐもぐ言っているようにしか聞こえないのかな。

 

 

 

父を説得していて、認知症になったばかりの頃の母を思い出しました。

父のところに行きました。

父は、母と少ししか会えなかたことと

母の施設の責任者に会えなかったことに不満のようでした。

 

一つづつ説明しました。

 

まず、父は、一人で会いに行きたかったのに、

父の施設の責任者がついて来たことが不満でした。

 

それについては、母は、まだ転倒したばかりであちこち痛いはずで、

父が母に色々聞いたら、母は痛みで父のことを叩くかもしれない。

そんなことがあったら、母の施設の人は、父が倒れないか怪我をしないかと心配になりますし、安静にしていなくてはならない母の血圧とかも心配になってしまうから

ちょっとだけドアのところからのぞかせてくれたんだよ

と言いました。

私だって、ちょっとあっただけであとは、廊下に出て症状については、聞いたのだから

とも言いました。

 

次に、

どうして父が母のところに行くのに、

弟くんのところに電話しなくちゃならないのか

仕事中に電話したら、会議中かもしれないじゃないか

 

と言うものでした。

それについては、携帯だから、会議中だったら、出ないし、音がならないようにしてあるのかもしれない。

たまたま電話に出たのは、父に何かあったら連絡するようにと弟が頼んでいたから

スタッフさんは、それを守ったんだと思うよと

 

父は最後の方は、もう何を言っても無駄なんだと悟ったのか

手紙や、他の書類に目を向けていました。

 

そのあともその責任者のスタッフのことを文句を言っていたと弟から

聞いていたので、

ちゃんと解ったの。と念をおしたら、

母の施設の責任者にあって、話を聞きたかったんだと申しますので、

父の施設の責任者は、いつもいるからそう思うのだろうけれど、

あくまで昼間の施設、

母の施設は、一日中やっている施設だから、責任者といえど、毎日はいられない。

今度いついるか聞いておくねって

言いましたが、解ったかな。

まあ、ちょっと不満そうでした。

 

そう言えば、母が認知症になったばかりの時にも

スタッフに対する文句や父に対する文句がありました。

 

私が説明すると

これだから頭のいい子は嫌なんだ。

口で言い含められてしまう。

こんなバカな親はいなけりゃいいと思っているのでしょうと

大荒れでした。

 

そして自分はきっと精神病なのだろう。こんなおかしい親がいたら、孫たちが結婚できなくなるから殺してくれとか

 

大変でしたね。

 

あの時は、認知症なのだからしばらくしたら、何を話していたのか解らなくなるのじゃないかって、そう思って対処していましたが、

今思うと、不安な気持ちと言うのは、それが解消しない限り続くのだから

もっと違う対処法があったのじゃないかと思います。

 

 

 

 

 

転倒後の母の様子

気を失って転倒と聞いて一時は

もう元気になることはないのかと心配になりました。

もう寝たきりかしらと

部屋の壁に飾れるものを沢山もっていきました。

友達からもらった絵も持って行きました。

 

施設についてみたら、母は、食卓の席に座っていて

元気そう

 

本日は、オムレツ、キャベツの煮びたしブロッコリーのサラダ

しそのまぜごはん

 

時間はかかりましたが、よく食べました。

 

先日、父が持って行ったぶどうも朝食の時に

8つぶほど食べたと言う事です。

 

高級なぶどうを持って来るなんて、お父さんよほど

お母さんのことが心配だったのでしょうね。

ってスタッフさんに言われました。

 

食べる時に持って行った絵を立てかけておいたら

他の入居者さんが来て

井戸の絵だったのですが、

 

昔は、井戸があって、使わないと何かがそこにたまるからって

よく使ったと言っていました。

 

裏に畑があってねって言っていましたが、

世田谷も昔は田園風景だったのですね。

 

私が生まれた頃もかえるが鳴いていたって、母が言っていましたっけ。

 

さて、食後のトイレの時間になったら、

トイレから、バカとか叫ぶ母の声

 

車椅子からの移動が嫌なんでしょうか?

 

そんな風にしかイヤなことが伝えられないのでしょうね。

 

ベッドに移乗される時、ベッドの上にムートンが敷いてありました。

母に褥瘡ができないようにとの配慮だそうです。

ありがたいです。

 

母が眠たそうなので、スタッフがCDをかけてくれました。

 

悪態をつく母にもやさしいスタッフさん感激です。

 

私も悪態をつかれながら退散です。

母の転倒と父の対応

月曜日夜

施設から電話

母が夕食時に気を失って顔面から倒れたと言う。

癌が見つかってから、ちょっとしんどそうな母

 

心配で翌火曜日に、見に行った。

 

するとアザで真っ黒な顔なのに、ベッドから私を見上げて母が

「私が転んだの」と殊勝なことを言っている。

 

あとぶつけたのは、右の肩と何故か左の手首だとのこと

 

押さない限りは痛みを訴えないと言う

72時間の経過観察

昼間急変があれば、近くのクリニックで対処するけれど

夜の異変はご家族に来てもらうことになるかもと聞かされて

 

取り敢えずは実家へ

 

行くと父が真っ先に

母にぶどうを食べさせたいから、連れて行けと言う

実は転倒したと言い

しばらくはそっとしておいてあげたいと言ったところ

 

翌日の水曜日、父は母のいる施設の一階でデイサービスなので

着くや否や

母に会いたいとスタッフに言いだしたらしい。

さっそく、母の施設から、どのように対処しましょうかとの問い合わせ

 

寝ている時に会わせて、さっさと追い払って下さいと頼む

弟から電話

父の施設から電話があったらしい。

 

 

そんな騒動の中

父は母に面会に行ったそうだが、

寝ていたと不満そう

 

木曜日

 

父からの電話で

行ってみると

 

 

母のところに連れていけとのたまう 

 

 

高齢者が転倒すると

骨折と頭を打っていないかをまず心配し

一時間おきに様子を見てくれているから

父が行ったら役に立つわけではないし

様子は昨日見たのだから

と説得

 

すると

今度は

駅まで出かけて来ると言う

駅まで歩いたら、私でも20分以上かかる。

「何がしたいの」って聞いたら

「宝くじを買ってくる」

だって。

「なんで、この暑いのに、暑いさ中に出かけなくちゃいけないの?」

って聞いたら

「そんなに怒らなくてもいいだろう. 車に乗せて行ってくれたらすぐだよ」

って

「そういう事をいうなら、買ったら

父さまを家に送ってすぐに私は家に帰るよ」

って言ったら、

やめることにしたみたい。

 

怒ると疲れる

頼まれたファイリングをしながらフッと眠気が・・・。

熱帯低気圧のため、ピラちゃんを中に入れました。

f:id:matsumushisou:20191004081404j:plain

花がつき始めたピラミッドあじさい


前回の台風

すごかったですね。

夜中寝られなかったほど、ベランダは荒れ放題

バケツが取っ手だけ残して、バラバラになってしまいました。

 

それを受けて、今回は

大事に育てているピラミットあじさいくんを

中に入れることにしました。

 

昨日の夜、せっせと鉢を入れようとしていると

夫が

「入れてあげるよ」と手伝ってくれました。

 

朝起きてみると

ピラミッドあじさいくんは、ベランダにいるではないですか?

 

夫に聞くと

熱帯低気圧に変わったからベランダに出しておいてあげたよ」

いや、昨日から熱帯低気圧だったけれど…

 

 

「テレビの天気予報はなんて言っているの?風大丈夫だって?」

と聞くと

天気予報を見た後

室内に入れてくれました。

 

 

介護施設のお祭り

母が4月に引っ越してきてはじめての地域に開放されたお祭りです。

 

バザーや、焼きそば、ゲームなどがあって利用者さんが楽しめる内容になっています。

 

 

 

朝11時

さっそく母のところに行きます。

Hi!

と手を上げると

Hi!

と答える母

 

うん。今日は大丈夫そうだ。

すると、スタッフさんが来てくれて、

「あ、一子さん。起きましたか?」この施設では、朝食後、ベッドで休ませてくれる。

 以前の施設では、朝、起きたが最後、夜寝るまで、リビングで座っていたものだ

 それなので、いつ行っても、寝ていることがなかったので、母は元気だとばかり思っていた。   反省点です。

 

「トイレ介助いたしますので、リビングでお待ちください」

とスタッフに言われ、リビングへ。

待ちくたびれた父も、同じフロアーに上がって来てゲームを楽しんでいる。

父に取っては簡単なゲームばかりで、あっと言う間に終わってしまう。

 

母のトイレ介助終了後、母に

今日はお祭りだということ。

バザーもやっているので、好きなものが買える

お金については、父さまがおこづかいをくれると

いいますと

緊張した表情がくずれ、

 

「バザーに行きたい」と言います。

さっそく、母を先頭に私、父、弟の大所帯でバザー会場へ

なかなか暑い日でしたので、外でやっているバザーは、長くはいられません。

 

取り敢えず、なんだか用途が解らないけれど、きれいな色の布を購入

 

次に食事のため

待合室のようなところに、父と向い合せに座らせて

弟が食べ物を購入しに行きました。

 

父は相変わらず、何でもさっさと食べます。

母は、食べ方を忘れてしまったかのように
箸さえ持とうとしません。

 

弟が焼きそばについていたウインナーを箸に刺して

やっと食べ始めました。

その後も

この食べ方は、なんというのでしょう。

歩くのが遅いのは牛歩ですが、

食べるのが遅く、牛食?

30回どころが50回ずつくらい噛むのです。

 

そして、箸を置くので「おなかいっぱい?」

と聞くと

「まだ食べる」と言うのです。

機関銃のように話されるのも困りますが

こうやって無口なのも困ります。

 

一時間以上、やきそばと健闘しているので、

途中、綿あめも渡してみましたが、

拒否すること2回

3回目でやっと口にして、

お菓子も食べたので

そろそろ終わりかなと周りを片付け始めたら

キッと睨まれました。

 

ここでひるんだら、終わり

満面の笑みで返し、

ジュースはどうかしらと言いますと

ちょっとジュースの方を向いた瞬間、

それが消えました。

 

なかなかこうは、うまくいかない方が多いのですが

この日は無事にスルー出来ました。

 

とにかく父が母の世話を焼きたがって

 

色々勧めるのが、母の気に障るところなので、

弟と二人、それぞれを監視していなくては、ならなくて

大変でした。

特に、父の大好きなスタッフM子さんが来た時(父がヘラヘラする)は

母の怒りが体を通じて感じられて、ハラハラしました。

 

総じて無事おわり良かったです。

ハラハラドキドキ

 

母にとっては、食事しかしていない

あっと言う間の3時間でした。

Yahooブログから引っ越してきました

yahooブログでは、題名は記憶についてとしました。
 
それが、母の認知症発症のせいか、認知症に関わる記事が多くなって
映画より、介護の記録が多くなって行った次第です。
 
このブログを移行するにあたり、
削除する記事、残す記事ざっと見てまいりましたが、
記憶違いや、懐かしい思い出もあったりして、改めて、ブログの大事さを
感じました。
みなさんの助言もあたたかくいただき、励まされてここまで来ましたが
映画の記事は
もともと先に開設してあったアメブロhttps://ameblo.jp/nanairo-inco
ヤフーさんが入れやすくて、休眠状態だったのですが、再会しはじめています。
介護の記事はfc2ブログhttps://scabichan.blog.fc2.com/ にて書いて行こうかと思います。
 
 
はてなブログさんは、ほとんどyahooブログの時のままですが、まだ使い方が解らないので、yahooブログでお世話になった方たちのところに伺うのが精一杯です。
 
本日、編集ができそうなので、これから少しづつ、記事を入れて行こうかと思います。