96歳障害者手帳を持つ父と行く「三国志展」
前回上野の国立博物館平成館に行ったのは、父が95歳になり立ての頃でした。
今、思えば、まだあの頃はなんとか博物館の中を、歩くことが出来たのですが、
今回は、
絶対にムリそうです。
しかも前回は男手が二人いましたし、私も、整形外科のご厄介にはなっていなかったので、父の力になれました。
今回は、下の娘がついて行くと言うので父の希望を叶えることにしました。
でも不安だらけなので、
博物館に電話して車椅子を借りることにしました。
車も障害者スペースに置かせてくれることになりました。
と、ここまで準備して行った当日
なんと思いもよらなかった渋滞にはまり、予定より一時間も遅く到着
しかし、
「三国志展」は並ばずに入れる状態でした。
車椅子でエレベーターを使い二階に行くと
ガイドを借りると言い出す父
最大音に設定してもやっと聞こえるくらいらしく(もちろん補聴器もつけて)
時々、説明を私たちに請う有様
それでも、父のやりたいようにさせて
展示物を端から見て行きました。
見終わった時には
かなり疲れましたが、200年代にこれほどの文化と生活を送っていた中国と言う
国の国力に驚かせられました。
車椅子で行ってもあまり場所を譲ってくれる人がいなくて
こうやって、すぐ前で見られることは稀でしたが
特に若い男性は場所を譲ってくれることが多くうれしかったです。
曹操の墓をイメージした
場所などは、人が少なくて良かったです。
弩(弓)が放たれた様子をイメージした天井
量で、敵に恐れを抱かせたようで、これが目の前から降って来たら
ほんとうに怖いですね。
おみやげもなんかアニメのキャラっぽいものが多くて三国志の地図だけ買って
帰って来ました。