matsumushisou’s blog

映画やドラマと日々の生活

認知症でもある?死への恐怖

先日、母のところに行って来ました。
退院後一週間ぶりです。

しかし、父に母のところに行くと行ったばかりに
朝から電話があり、母のところに行く前に床屋に連れて行ってほしいと

父は一階のデイ
母はその上のGHですので、
まずは、11時ころに着き父のところに行き
床屋に連れて行きました。

ところが猛暑のせいでしょうか、
駐車場のない床屋のため、道路脇に止めて父をおろしたところ
入口までのスロープが登れないと言う。傾斜数パーセントくらいのゆるやかな傾斜
なのですが
あわててお店の人が出て来てくれましたが
終わるころにまた迎えに来るということでいったん退散
世田谷の駅に近い床屋、駐車場も見当たらず、父のために
2時間くらい割いた挙句迎えに行くと
12時過ぎていましたので、
「僕の食事はどうなるのかね」と言う第一声

父に悪戦苦闘した挙句に母のところに行くと
母は丁度昼食を終えるところ

認知症の人は記憶が出来ない分、感がするどいのか、
徐々に不安げな感じになって行きました。

私が愛想をふりまいても、父への不満が感じられてしまったのか、
「何? 私を殺しに来たの?」
なんて言う始末

スタッフが食堂から部屋まで送って来てくれて
「娘さんとしばらくお話をしたら?」
と言ってくれたのに、
ずっと不安げな様子
歌を歌っても
「うるさい」
ぬいぐるみを差し出しても
「あっちにやって」
「どこか痛いところがあるの?」と私としては、最高に優しい感じで
身体をさすろうとしても
「怖い、怖い、死ぬのが怖い」と言っている。

隠そうとしても隠しきれない父への不満が
見えてしまっているのかもしれない。
次の日も父に付き合うのが解っているのに、
自分の用事をさせる父を優先しなければ良かったと深く反省

認知症の人は病気への不安がないので、
ストレスが少ないと先日
ドクターの説明を受けたばかりなのに、
母にストレスを与えてしまった。
早々に帰ることにして
スタッフから、退院後の母の様子を聞くと
割りと元気に過ごしているらしい

たった三日の入院で足がふらついていたらしいが
それも一週間たった今では回復
感情の起伏はあるものの
この日はヘアーカットもしてもらい
お風呂にも入って気持ち良く過ごしていたらしい

よく母にはポーカーフェイスと言われたものだが
繕えない不満が顔に出てしまったのかも
気をつけよう