matsumushisou’s blog

映画やドラマと日々の生活

検査入院3日目 結果と退院

検査入院3日目
弟は、昨日まで休みを取っていたためにドクターのお話を
一緒に聞きたがっていましたが、連絡ミスだったようで
三日目になりました。

胃カメラの結果は、多数の潰瘍の後があるものの今は問題なし
多分、骨折した時のストレスで出来たものでしょうと言われました。
心臓にも問題なく、血液検査でも多少の炎症反応はあるものの
貧血の値も前回よりは良くなっているので、今の主治医の薬が
合っているのでしょうとのこと
次に造営CT検査の結果
上行結腸癌の疑いとその所属リンパ節にも腫れがありそうだが、
それ以上には、転移はなしとのこと
そこで二つの提案を受けました。
一つは、貧血が進行した場合、2,3日入院して輸血を受ける
貧血があると心臓への負担があるので、心不全を起こすことがあると
言うものと
検査をしていないので、腫瘍の大きさが解らず、もしかしたら
かなりの大きさがあれば、そのうち大腸の壁を圧迫して食物が通らなくなり
腸閉塞をおこすかもしれない。
腸閉塞は、若ければ、イレウス管を入れて治すことができるが
高齢になれば、それも難しいくなり、対処療法で苦しむかもしれないとのこと。
これは、義父の時に、義父がイレウス管を拒否して約一か月後に亡くなったのでも
解る。

二つ目は
大腸内視鏡検査をして、腸内の確認をしたあと、手術へと進むが
高齢のため、2リットルの下剤を飲むのは難しいだろうとのことと
本人が飲めるだけ飲んで、ある程度大腸がきれいになったところで
検査をする。
しかし、癌があるだろう場所は、一番入れる場所から遠い場所なので
そこまでカメラが行きつかないかもしれないとのこと
そして、たとえ、確認が出来て手術が出来たところで、高齢のため
術後に認知機能がより低下することとに加えて、骨折後まだ歩けない
状態のため、体力も奪われるリスクがあるとのこと

しかし、こういう腫瘍もストレスが多いと大きくなる危険性があるが
幸い認知症のため、病気を気にやむこともないので、90歳の壁を
突破出来れば、4,5年は、普通に生活できるかもしれないとのこと

そこで、弟と相談して、退院させて、何かあれば、また病院に来ると
いう事に決めました。
弟は、仕事だったので、ちゃんと伝わっていたのか解りませんが
電話がほしいとメールを送ったところ一にも二にも退院と言っていましたので
そのようにしました。
もし手術を選ぶことになっても、今はまだ施設になれることの方が
母にはストレスが少ないのじゃないかと思います。

11時半にドクターの説明を受けてから、弟と相談して退院を決め
ドクターと看護士がサマリーを書いてくれるのを待つのに、かなりの時間が
かかりました。
ドクターは今週中に退院すればいいと思っていたようですが、
この日は下の娘が応援に来てくれているので、二人で連れて帰れますが
他の日だったら、誰も頼めませんので、頑張りました。

それでも体を固くした母の扱いは大変で
パジャマの着替えでさえも二人がかりでも息が上がるほどでした。
それでもサマリーが出来た時には、四時を回っていましたので、
二人で車椅子にまで乗せ、玄関まで車を寄せて
母を車に乗せるべく四苦八苦していると見かねた看護師さんが
手を貸してくれました。
ちょっとやり始めて、なかなか困難なので、男性を連れてくると言いましたが
警備の男性を見て、なんかあきらめたのか、私たち二人も手伝って
なんとか、乗せました。

施設に着いて、スタッフに着いたことを告げると
施設長さんが来てくれて、なんと母をかかえあげ、声を掛けながら
歩かせて車椅子に
乗せました。
この三日間、移動方法の色々な技を見せて貰いましたが
施設長さんは、小柄な女性なのに、すごいです。
あとから車を駐車場に入れて
荷物を持って行くと、母は、おやつの席ににこやかに
座っていました。
母がおだやかで良かったなと思いながら施設長さんに説明をして
荷物を整理し
車に戻ってくると、娘が帰りがけにサーティワンアイスを食べようと
言うので二人のご褒美にしました。