matsumushisou’s blog

映画やドラマと日々の生活

おやつの時間に 新しいGH

今春最後の花見になるかもしれないとの天気予報で
昨日
父を連れて、ドライブしがてら近所の桜の名所を回って来ました。
父はお団子を買うのも面倒臭そうだったので
お団子やお菓子を買って
桜だけ眺めて、あとは家で食べました。

それから母のところに行きました。
4時になっていたので、お三時には遅い時間だったのですが、
母だけまだ、おやつを食べていました。

他の入居者さんたちは、散歩に行っていたのか、
次々に外から帰って来て
こんにちわを挨拶をしてくれるので、
母が関所のようでした。
少し食べては、おしゃべりをして
ポテトチップとたい焼きが出ていたのですが、
なかなかの時間のかかりよう。

ちょうど父と行ったスーパーの母の日のカタログがあったので
一緒に見ることに
すべてのことに関心が少なくなっていた母が面白がって見てくれるので
見ていると
サツマイモプリンがあったので
「母様、焼き芋好きだったよね。石焼き~いも~♪」
と節をつけて言うと
「やあねえ、恥ずかしいわね。でもおいしそうね。ちょっと高いかしら」
なんて相槌を打ってくれる
この花がいいとか、お菓子がいいだろうかと話していると
ケラケラ笑う。
「夫が、母親でもないのに、私に母の日プレゼントをするって言うのよ」
って言ったら
「あら、良い旦那様じゃない。そう言ってプレゼントしたいのよ。手放したらダメよ」
だって。
判断能力もあるのねえ。

そんな親子のやり取りに笑いをこらえていたスタッフさんが
ちょっといいですか?と
真剣な顔をして来たので
改まった顔をして聞くと
「実は、一子さん、リハパンじゃなくて充分大丈夫なのですが、
引き出しを見たら、給水ショーツしかなくて
普通のショーツを持って来てもらえますか?」
あらあら、良かった。前のところで、普通のショーツは始末するように
って言われたのに、もったいなくてとっておいたのが沢山ある。
って顔をほころばせたら
「あと、区でもらえるオムツ業者に、内容を変更してもいいですか?」
って、
うわあ、それも、一番大きいのを頼んでいたので制限内で収まっていなかった。
もう感謝感激です。
母がご機嫌なのも、お尻の不快感から解放されたからだったのね。

「あと、あまり食事をなさらないのですが」
って、
「いやあ、こんなものじゃないです。食事はおいしいって言うし
今までだったら、こういうカタログの食べ物にも興味を示さなかったのに
今は、食べ物ばかりのページを開けているんですけれど」
今度は、食事の時間に来よう!
でも私は好き嫌いが多いので
好きなメニューの時をねらって行こうと思う。

とにかく父と一緒になって私が楽になるだけの
感じでの引っ越しだったのに、ちょっといい兆しが見えてきて
うれしい。
母もうれしかったのか、
入れ歯を外して笑っている。
うーん。どういうこと?
歯に問題あり?

そうそう。
あと、びっくりしたのは、
スタッフさんが一部屋づつ回って掃除とゴミの回収をしている
「○○さん、お部屋の手すりを拭かせてくださいね」
とか、言って
掃除してくれるんだ。
ホント、母様ホテルみたいだね。