matsumushisou’s blog

映画やドラマと日々の生活

GHから引っ越し、 新しい病院の手続きで思い出したこと

新しい施設に移動して、施設長さんから
病院と薬局の契約をするように言われ
行って来ました。

まずは、病院
以前のGHは、付属の病院があったのですが、内科だけでしたので
内科だけ移動と思っていたら、
循環器内科、呼吸器内科、眼科、整形外科、精神科、皮膚科も
あって、これだけあったら、他の病院に行かなくても済みそうだわと
思ったら
ご本人が気に入っているようでしたら、替えなくてもいいですと
言われました。
が、
車椅子の母を連れて病院に行くのは一仕事
なので、様子見ですね。
また、入院設備もあるので、軽い物なら入院可能
それでも大きな病院がいいとなるなら、どこがいいか
どこに入院したことがあるか
行きたくない病院があるか
など聞かれました。

あとは、大きな病気、嗜好品、アレルギーなどのほかに
認知症になった前後のことを聞かれました。

実家とのかかわりは、
父が心不全を起こしたのがきっかけでした。
それまでは、
子どもたちが小さい時は何度か行ったものの
大きくなってからは、嫁に行ったのだから家に来なくていいと
孫だけは、やれ、踊りの会だ、水泳だとよく行っていました。
父が病院に行く事があっても、治ってから知らされるなんてこともしばしば
ところが、2007年のその時ばかりは、私に電話がかかって来ました。
あちこち電話して誰も捕まらなかったからのようでしたが
運命なのか、丁度家と実家の中間あたりにいて
あわてて駆けつけました。
父はICUに入っていて、母が小さな部屋で一人心細そうにしていました。
父は3日くらいICUに入っていて、ドクターから元通りになると思わないでと
言われたにも関わらず、日に日にしぼんだ風船が膨らむように
元気になり、しかもこの時はまだ仕事もしていて
母は、病院の看護と仕事の後始末に身も心も疲れてしまったのか、
もう看護するのは、嫌だと言いながらも
それまでやっていた水泳や、色々なことをすべてやめて家にこもってしまいました。
あまりにふさぎ込んだのでひと夏で10kgくらい体重が減ってしまいました。
具合が悪いから来なくていいといい
父とよくケンカするようになり
よくそれで呼び出されました。
お互いに相手が嘘を言っているとかとぼけているというので
弟と私は、頭を悩ませていましたが、
2009年の6月に母の兄弟の兄弟会に行くに当たって、
いよいよ
母が変だということになり、
弟が病院に連れて行く事になりました。
何故か、その頃は、認知症の診断に時間がかかり
その間にも、帯状疱疹になったり、階段から落ちたり
2010年5月からデイサービスのお試しを経て
8月からデイサービスに通うようになり、
そこも1年でやめて、今までいたGHのデイサービスにあたるところに
2015年1月からGHに入居していました。

こうやって思い起こすと、80歳になる前から兆候があったはずなんですね。
母はとてもタフな人で
一日に色々なことをこなしていました。
水泳もやっていて、カナダでのマスターズに参加しているのですね。
私の年ごろは、きっとすごく忙しくて
どこかに行こうと言っても、よく断られたような気がします。
ただ、子どもたちの学校の行事とか、楽器の発表会には、よく来てくれました。

そんなことを病院の契約の手続きをしながら思い出しました。