matsumushisou’s blog

映画やドラマと日々の生活

GH引っ越し 今までの施設から新しい施設へ

朝9時に実家に行って
母のお茶碗とみそ汁椀、湯呑みを受け取って
(今度のGHは、それぞれ各自のものを使う。以前のところは共用コップだけは
持ち込みOK)
現在の施設に向かい、出来るだけの衣服をタンスから出す。
意外にタンスに入っており、大きな袋3つに詰め込む

手伝いの娘と最寄駅で合流
新しいGHに取りあえず荷物を運びこむ
元のGHで薬を受け取っていたので、それをスタッフさんに渡す。

母の施設に戻り、布団を圧縮袋に入れていると
おむつ類を渡される。大きな段ボールいっぱい。(リハパン3つ、パット夜用、昼用)
部屋に飾ってあった花や、額などをまとめると車にいっぱいになってしまった。
そこで、また新しいGHに行き
娘に搬入を頼んで引き返す

ベッドセンサーとテレビ、ロボットのカボちゃん
そして母

全日、車に母を乗せて貰いたいと頼んでいたのに二階でさよならされた。
まあ、なんとかなるさと
母を車椅子で連れて行くと女性のスタッフが見送りに来てくれたのと
仲良くなったご家族の方が見送って下さった。

大勢の見送りでご機嫌だったのか、母はいつもよりすんなり車に乗ってくれた。
ただ、
あなたは乗らないでなんて
またいじわると言う。
荷物運びで放っておいたので、ご機嫌が悪いようだ。
でも運転席に回ると、運転手だと思っているから
認知症、うまくやればごまかせる。

理事の男性も荷物運びを手伝ってくれて
最後に涙が出そうになる。

数日前、行った先のケアが悪いからって泣きつかないでなと
施設代表に言われ、ちょっと踏ん切りがついていたのにだ。

ただただ、父と母が同じ施設になって、
私が楽をさせてもらうためかもしれないけれど
すでに、同じ施設と言うだけで
見知った人もいて心強い

我儘な母を受け入れてくれて、ありがたいと思っていたら
通された部屋が、公園に向いていて桜が満開だった。
子どもたちも遊んでいるし、犬の散歩もいた。
これだけでも大満足

木の上しか見えなかった今までの施設で、その景色の中に
いつも人の姿を探していた母
今度は本物の人間が見られるよ。