matsumushisou’s blog

映画やドラマと日々の生活

100歳まで元気に生きる

父の家に行った時に
父が
「ちょっと図書館まで行って、『100歳まで元気に生きる』って本を
借りて来るね」
と言ったのです。
「ああ、そう。だけれど温かくして行ってね」
と言った私に父が
「そうは言ってもあと5年くらいだけれどね」
あらあら、余所事のように聞き流していたけれど
すごいわ。
まだまだこれからも元気で生きようと思っているなんて、
この著者より長生きなのではないの?


って思ってちょっと調べる
ジョン・ロビンス バスキン・ロビンスと言うアイスクリーム会社の御曹司
日本では、サーティーワンアイス、会社を継がずに健康的な生き方を追求しているそうです。

と、ここで思考が飛んで

あと5年
父はともかく父を支える側は健康で自分らしい生活が送れているのだろうか。
母はどうなのだろう。
最近、食欲がないとはいえ、体のどこにも問題はない。
ちゃんと話も出来る。
ただ、私がなかなか認識できないが、
知恵はあるようで、最近は行くと早い時期に
「あなたは誰で私とどういう関係?」と聞いて来る。
認知症で記憶がどんどん無くなっているのに、新しい対処の仕方は
覚える。
不思議だ。

父だって、年齢の割にであるから、物忘れもする。
それなのに、解りやすく整理しようとして、家具の場所を変える
今回は電卓が見つからないと言う。
父のすごいところは
新しいものをすぐには、買わない
徹底的に探す(私が主にやらされるのだが)
そうして見つかったら、補助的に買ったものは、捨てるとか、使わない物入れに
入れてしまうことだ。

やたらと物を増やす私たちには勉強になる
古いものは捨てる。

母のデイサービス当時の書類が出て来た。
目を通したら捨ててほしいと言うことで我が家に持って来た
どうして母を施設に預けなければならなかったか、これを読めば
明確に解る。
元気な母を見ていると罪悪感にさいなまされるけれど、
母が苦しんでいたことが解る
こちらだって記憶しているのは、重たいから時々解らなくなったら
見ようと思うので、どうでもいい書類だけ捨てようと思う
写真もあるし、客観的に見れていない母の様子も確認できる

やはり、こうやって、写真や介護サービスにお世話になった記録を見ていると
父の方が老化がゆるやかだ。
自分で努力もするから、時々リセットもする

最近では、認知症になる前段階と言うのがあると言われている。
人のお世話に極力ならないためには、やはりそれなりの努力が必要と
思う。
がんばろう