matsumushisou’s blog

映画やドラマと日々の生活

正月から大参事

耳の遠い父との会話はずれまくり
正月は泊まることになった。

一日はひ孫も来て総勢7名での「モノポリー
前半独り勝ちだった父が
後半に来てほとんどすっからかん
難しいゲームだとぼやいていたが、
一緒に出来るだけすごいと褒める

そして翌二日
今度は母におせちを食べさせたいと
家に連れて来た。
かいがいしく母のお世話をする父
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これでも大正の男なのに
次から次へと
コーヒーを入れたり、おせちを出したり
お菓子、ヤクルト、アイスも渡していたかもしれない。
さんざん、食べさせたら
施設の食事の時間に間に合わないかもしれないと
急き立てる
母が食べきれなかったお菓子は袋に入れて持たせようとしたり
その上、
「あなたは、施設にお世話になっているのだから、そちらに行かなければならない」
と言い始めたので、
母が混乱する前に退散することにした。

とにかく始末のいい父は母が席を立つと
食べ終わったものは片づけ
洗い物は流しに置き始める
今手伝ってほしいのは、母を玄関まで連れていくことなのに、
耳が遠いので、ストーブの電源を落としたりと
全く違った反応

意外に歩いてくれた母を車に乗せようとすると
父が飛んできて
「おんぶして乗せてやろうか抱っこがいいか」と言う
もう多分私より体重もなくなっているだろう父に
そんなことはさせられない
怪我でもさせたらと
母を持ち上げて車に押し込む

慌てすぎたのだろうか。
母が戻してしまった。
持っていたひざ掛けを渡して車を発進
施設に連れて行った。
道中、「ごめんね」と謝る母
謝るのは、こっちの方だよ

朝から連れて来たいと言っていたのだから
もっと早く連れて来たら良かった

夫が車を家に持ち帰っていたので、なかなか決断できなかったのだが
こんなことになるのなら、
早く説得して家に車を取りに行けば良かった

夫が箱根駅伝が終わるまでは出られないと言っていたけれど
説得の方法はあったと思う
結局箱根駅伝が終わって車を持って来てくれた夫は
父がうたた寝をしているのを見て
車を置いて帰ってしまった。

そんな訳で一人で二人の面倒を見たけれど
高齢者は、思うように動かない、いや動けない
判断するのに時間がかかる

母を施設に送り届け
母の吐しゃ物の始末をしていると夫から電話
夕食が食べたいから早く帰って来てとのこと

夫も、もう高齢者なのか、
帰ると洗い物と年賀状の印刷が待っていた。
自分で出来ないなら年内に書いておくれ。

夫の年賀状を作っていると
お茶がないと夫
たった一日実家に泊まっただけでパニックか?

今年も前途多難の気配