matsumushisou’s blog

映画やドラマと日々の生活

父にLINEを教える

もう2か月以上にもなる入院で
気分を維持するのが大変な父です。

高齢で野菜を噛めないので、食事がうまく撮れず
食事がうまく採れないと
便通にも関わるので、気落ちする
気落ちすると体力がなくなると言う
なかなか大変な毎日

それでも父には俳句という趣味があるので
看護師さんやドクターを相手に以前に作った作品を披露したりして
気持ちを繋いで来たのですが

スマホがうまく使えない
格安スマホにしたためか
自分たちの携帯と仕組みが違ってうまくかけさせられないし
かけられても
耳が遠いため、聞こえない

そこで
ラインを教えることにした。

幸い文字は画面に直接指で書けば入れられるので
なんとか、短い文ならかけることが判明
それと
スタンプも一つ入れてあげた

すると
夜中に
「おなかがすいた」「おなかがすいた」と言うスタンプが押されて来たり
午前中から
「おなかがすいた」「おなかがすいた」「行って来ます」
とスタンプが来る

「行くね」に
「さん字」

あとで聞いたら
「サンキュー」と書いたらしい

それでも弟に会えないのを苦にする父に
今度は音声で入れる方法を教えた

「入れてみて」と言うと
「昨日、来てくれたんだって、寝ててごめんね。朝からお腹の調子が悪いんだよ
先生にもいったんだけれど、食べ物を買えてもらうことにしようと思うんだ」
となさけない声でしゃべる

散々、孫たちにも変な文字を入れていたけれど
やはり
私が代理で入れるのとは違うコメントがはいる。
面白い人だ。

孫娘の「お月見だよ」のコメントと写真に
「きれいだ」

ひ孫からの
俳句甲子園を見にいったよ」に対して
「がんばってください」

翌日行ったら
「このラインと言うのはどういう意味があるの?」
だって

「電話が出来ないから、こうやって電話したいことを文字で送ると
相手が見て、伝わるし、返事だって来るんだよ」
って。

昨日は帰る時に
お嫁さんとハイタッチ
私が
「ライン送ってね」と言ったら
グーのポーズをした。
ついていた看護士さんが
「ラインですか?」
って言ったので
「教えたんです」と言って
ちょうど来たエレベーターに乗って帰って来た。