matsumushisou’s blog

映画やドラマと日々の生活

認知症の入院患者

父の隣の部屋は、どうも認知症の女性患者さんみたいです。
行くといつも
大変おにぎやかです。
昨日は、
「枯れすすき」を歌っていらっしゃいました。
その隣ももしかすると、男性のそういう方なのでしょうか。
父が内視鏡室から帰って来て、
大勢の看護士さんから処置を受けていると
その部屋からガッチャンと言う音が響きました。
あわてて、二人の看護士が飛んでいきましたが
「○○さん、物を投げないで」と言われていました。
ご本人は無事のようです。
前述の女性患者さんと
この男性患者さんは、お互いに一人づつの部屋にいらっしゃるのですが、
談話室にいても聞こえるくらい大きな声で
お二人とも叫んでいます。
時には
女性患者さんが
「ねえ、そんな一人でしゃべっていないでこっちにおいでよお」
なんていう事も
お二人とも動くことが出来なそうで
夜昼関係なく声を出しています。
人の名前が出るところや、大きな声が出る、歌が歌えるので
まだそれほど進んでいないのでしょうか。
でも、廊下を歩く人がいるとすぐに
「○○かい。こっちに来ておくれ」となるし
帰りたいとか、○○がいなくなたとか、病院がこんなに騒がしいとは。
夜中に呼び出された時も、やはり彼女は叫んでいました。
談話室から、二人部屋が5つくらいあってその先が個室なのですが、
聞こえます。

彼女は認知症になる以前は、どんな方だったのでしょう。
抑圧されていた性格が出てくるのでしょうか。
母は大きな声は出さないですが、世話好きなせいか、
すぐにお説教が始まります。
こういう人がいたら、大変だったと思いますが
父は、部屋を替えてもらいたいなあとつぶやくくらいですが、
耳が遠いので
同室でないかぎり
それほど苦でもないのかも