matsumushisou’s blog

映画やドラマと日々の生活

子はかすがい

母のところに行って
故事成句の本を見ながら、その意味を母と考えていた時の事

「子は鎹」と言う文に
思わず
「夫婦二人だともめることもあるけれど、こどもがいると
客観的に観て教えてくれる」
って
我が家のことを言ってしまいました。

本当は、
「どんなに仲悪くけんかしていても可愛らしい子供を見ると
けんかもやめてしまう」
と言う意味だったのじゃないかと思うのですが…


先日、姪の結婚式がありました。
女性の場合、ポケットがなく
バッグも小さいので
車を降りる前に夫にカメラを頼みました。

そして親族控室にいる時に
そのカメラを夫が持っていないことに気づき
問い合わせると
「知らないよ。ちゃんと渡した?」
何か必要なものがあるかもしれないと
手荷物をロッカーの中には入れましたが、じゃあその中かしらと言うことで
娘が探しに行ってくれました。
それでもないので
チャペルでの式は携帯で撮ることにして
披露宴会場への移動の時に
夫に車を見て来てもらおうと頼みますと
「嫌だよ。駐車場わからないし、ロッカーも解らないし
披露宴会場に遅れて入るのも嫌だ
カメラなんて無くたっていいじゃないか」
と言います。
とはいえ
車の中に確実にあるのならいいのですが
それも解らないで結婚式に出ても気がかりですので
女性がウロウロするのは目立つかなあと思いながらも
スタッフに言って
5階から1階へ

1階でもそこのスタッフに言って駐車場へ入れて貰い
夫のシートにあったカメラを取って来ました。時間がかかったかと思ったのですが
まだ全員入りきっていないうちに着くことが出来ました。

カメラを渡してトイレにも行く事が出来ましたが
ほとんど写真を撮ろうとしない夫に
撮ってと頼むと
端の席から数人ずつ撮りはじめました。
前回の姪の時の悪夢がよみがえりました。
百人以上いる出席者を何人も撮って
家族写真がなかったこと。
途中でもういいよと言うと
今度は全く撮ろうとしない。

もう夫の機嫌をそこねてしまったのだろうか。

ご両家との出口でのあいさつのちょっと前に
何やら怒り出したので、それ後でいいじゃない?と
いい加減にあしらったのが余計に怒らせたようで
怒って行ってしまいました。

娘によると私もいけない。
ちゃんと立てる時はたてたら、いいのだと
何かものをやってもらう時は、低姿勢で
ねぎらわなくてはならないと言われ
夫が戻って来た時に
二人で感謝しまくりました。

娘の方がはるかに上手だった。
過剰でなく事実を夫には、褒め言葉になるように伝えていた。

そんなことがあったので、
母の問いかけに思わず
今の自分たちを当てはめて答えてしまった。

まあ、大人になっても娘は可愛いけれど。

結婚式前に色々と夫にも不自由をさせたのだから
もっと考えなくてはいけなかったのかも。
我が家の愚痴を長々と申し訳ない。