matsumushisou’s blog

映画やドラマと日々の生活

母と認知症予防ドリル

父がお見舞いでもらった認知症予防ドリル

こういうのやらないから母のところに持って行ってと言われて
家族会議もあるので
持っていった。

母にドリルを見せると
最初はやる気十分だったのだが、
あまりの難しさに(私でもいやになってしまう)

例えば、坂東妻三郎とか、宇野重吉三船敏郎などの写真があり
誰か名前を答えたり
ひらがなで、
よんたすにいひくさんたすごたすいちは
なんて問題があったりする
間違い探しも
母にとっては常識としておかしい物を探すので
この子がここにいるのはおかしいのじゃない?
とかで二つの絵を見比べての間違い探しじゃない。

数字をつないで絵が現れるのも数字が見えなくてダメ
ぬり絵もやる気がおきない
ただ、文字をなぞると言うのは
興味をしめしたが
文字の一部しかなぞらない、

ついには、自分の名前を書くと言い出して
書きはじめたが
これもやはり
ヘンだけだったりツクリだけだったり
こういうのは、空間認識力と言うのだろうか
3次元映像のような変な文字を書く

前のページに戻っていると点をつなぐ正解のところにアイスの絵があった
なぜか、
アイスの文字はかけた。

自分の名前と「アイス」の文字
母の頭の中は
その時、その二つでいっぱいだったのだろうか。
「頭を使って疲れた」とちょっとうれしそうな母の顔

認知症の頭の中はまだまだ不思議でいっぱい。