matsumushisou’s blog

映画やドラマと日々の生活

父、今度は痛風

日曜日に帰る時、
足が痛いとは言っていた。

見ると、外反母趾のように親指の付け根が曲がっている。
キツイ靴を履いている訳でもないのに
変だなあと思っていた。

「上履きが履けないから靴べらを持ってきて」
と言われていたので
靴べらを持って行ったら

「今ね、整形の外来に行って来たんだよ。
  そうしたら、痛風だって」
というのだ。

音耳に水とは、正にこのこと
だって、痛風って、贅沢なものを食べるとなるって言うでしょ。
食事制限されているのに、変だなあと思っていたら
ドクターが来て

「元々尿酸値が高い人が
 消化器の病気で絶食とかすると
 それが引き金となって、足が腫れることがあるんです」
と言う。

そこで、
ドクターに
「相談なんですけれど、足がこんな風だったら、何を履いたら
いいですか?
本人は、サンダルを持って来てと言っていますけれど」
と言うと
売店に介護用の靴でマジックテープで履けるのを売っているから
それを履かせるのが一番いいと思う」
と言われた。

父が、トイレに行きたいのに、履物がないと言うので
急いで、売店に行った。
見本を貸してくれたので、
まず、履かせてみて、大丈夫そうだったので
前が開いているのを買った。

その靴を履いて
父はトイレに行った。

父を送り出すと、同室の方も
ご家族に付き添われてトイレに行ったようだ。

行ってらっしゃいと笑顔で見送った娘、
同室の人が
ご家族に、ちゃんと歩けと叱られながら帰ってくるのを見て
まあ、可哀想と思ったけれど、
付き添わない私の方が冷たいかも。

あわてて飛んでいくと
その同室の人が部屋に入るのに、私が邪魔になるから
「いいよ」
とあっさり言われてしまった。

しかも、買って来た上履きに名前を書かせていたら
看護師さんに
「字が上手ですね。とか、足がきれいですね。とか、
しわが少なくてお若いですね」
なんて言われたとうれしそうに言った。

父もプラス思考なんだなと思いながら帰って来た。