matsumushisou’s blog

映画やドラマと日々の生活

雨戸袋の中の鳥の巣

父から電話で雨戸に鳥が巣を作っているので
掻き出したが、全部取れないで困っていると
電話が来た。

行ってみると
すべての雨戸袋を調べたようだ。
すべての窓を開け放って鳥の巣を掻き出している。
幸い作られたのは、一つだけだったようで、
持参した長い靴べらで木切れ枯葉など巣を形成しているものを
すべて掻き出した
イメージ 1
二階の窓だったので
一回の屋根のうえにゴミがたまった。

取り敢えず、雨戸をつけると言うので
父が雨戸をつけるのを待っていると
雨戸を屋根の上に落としてしまったという。

「取ってよ」
と言われたって
それが取れるほど手が長くない
そこで
屋根に降りることにした。

自慢じゃないが
子どもの頃は木登りが得意だった
隣りの友達の家に行くのも
家伝いに行って叱られたことも。

でも何十年も屋根なんて上ったことがないのに、
父の頼みで
腰窓を乗り越えて屋根に降りた。
腰窓と言っても
ベッドを踏み台にしないと登れないような高い窓なのだ。

窓から屋根に降りて
雨戸を取って渡すと
「ついでにきれいに掃除してよ」と
ほうきを渡された

屋根の雪を落としていて落ちる人のニュースを耳にすることが
あるが、いい年をした主婦が鳥の巣を掃除していて
落ちたなんてことになったら
どうするんだと
ゴミ袋を父が取りに行く間
屋根で
おっかなびっくり掃除をしていたが、
しばらくするとこういうことも慣れて来るものだ
安定して来た。

戻って来た父も大丈夫そうと思ったのか
「もっと隅まできれいにして」と言う。
そうは言っても、屋根のふちまでは
ちょっと行きたくないものだ。

最後は掃き落としてしまった。

父から見れば若いと思うのだろうが
かなりいい年ですわよ。わたくし。