matsumushisou’s blog

映画やドラマと日々の生活

NHK全国俳句大会に思う父と母のこと


毎年
この頃になるとNHK全国俳句大会 が催されて
父がそわそわしだします。

昨年は一人で出かけました。
その前は私が一緒に行きました。
車で行っても受賞者でもない限り(多分)NHKの駐車場なんてには
停められないのでしょうから、電車とバスを乗り継ぎ乗り継ぎ
なので、一人でも行かれると思っての昨年のことでしょう。
その前は胆管炎で入院していましたね。このあと、母はグループホームに入居したのでした。
2014年は母と私と父の三人で行きました。母はまだ家からデイサービスに通っていて、父は最初、母と二人で行こうと思っていたような気がいたします。

その前の年は、父は一人で行っていたのでしょうか、母と一緒に行っていたのでしょうか。
かなり二人でまだまだあちこち行っていたと思いますが行かれる場所がだんだんと
制限されるようになってきたのではないかと思います。
母とはよく映画に行っていた頃です。


もうこの時期の我が家の風物詩となってしまったNHKの俳句大会なのですが、
昨年
来年こそは車で行かれるように頑張って賞に入ると申していましたのに
ダメだったせいか
行く気が失せていたようです。
父の家に行ってみると
それでも行こうか行くまいか
ちょっとは迷ったみたいですが
お昼のお弁当を施設に頼んでしまったというので
今年は代理で
私と夫が行って来ました。

昨今、将棋とか、俳句とか
日本古来のものがちょっとばかり流行りのような気がします。

俳句をたしなまない私たちでも
俳句に触れる機会が少なくなく
良い俳句を拝見すると
気持ちのよいものです。

少ない文字数で映像やら香り、感触まで伝えることの出来る
奥行きの深さに感嘆致します。

言葉のプロによる解説が入るとなるほどと手を打ちたくなる気分です。

35分の休憩を挟んでの3時間でしたが、ちっとも長さを感じません
父のおかげで楽しい時間を過ごせました。

全く俳句をたしなまないのに
本も二冊買って来てしまいました。

さあ、誰がやるんでしょうね。