桜の木の後始末 95歳ながら動きすぎ
父が言うには
うちの息子が大学に入学した時に
記念樹として桜を植えたらしい。
ところが年々大きくなって
その始末に困りだした
特に枯葉の時期に
そこで植木屋さんを呼んで見積もりを取って貰ったところ
20万かかると言われたらしい。
それを高いと思った父は
なんとかして枝を切ってしまいたいと思ったようだ。
何度もそれを口にするので
私は積極的に枯葉掃除をし、弟は枝を切り払った
しかし二階の屋根よりも大きくなった木の枝なので
それをゴミだしに出すのにまたかなりの労力がかかると思われた。
そこで大きなゴミ袋とマイのこぎりを持って父の家に
ゴミだしするには、枝を30cmくらいに切らなくてはダメだと
夫
朝早く着いたのに
もう父は3袋もゴミ袋に入れている
かなりいい加減
そして切った枝からも葉が落ちるので
庭の隅に重ねた枝からの落ち葉をかき集めている状態
取り敢えず、葉のついている枝から切り刻むことにした。
大きなゴミ袋
父が出したごみ袋の2~3袋分くらいあるのに
どんどんたまって行く
私が切ったものを父が広い集めて袋に入れて行くのだが
長い枝もそのままに入れて行くので
袋のあちこちに穴が…。
それを入れ直して
詰めていると
「ねえ、こっちのビワの木も切ってよ」
「だめぇ。 桜の枝が先でしょ」
といつもは怒らないようにしているが
ちょっと大きな声で言う。
だって、雨が降ったらどうなるの。父は解っていないけれど、
桜の木多すぎて置く場所がなくてさつきや、雪柳の上に乗っているものも
ある。
木たちが可哀想すぎて
まずは、生きている木に影響がないところに
置き換えたいのだ。
取り敢えず、一応、大丈夫かなと思えるところまでやって来て
「弟がまた来るかもしれないから、それまでいじっちゃだめよ」
とくぎを刺して来たが
ああ、心配!