matsumushisou’s blog

映画やドラマと日々の生活

看護師さんが心配してくれて 転倒で頭を打ったその後

母とバカを言いながら
ふと思い出した。
暮らしの手帳で
戦時中、またはその後の手記を募集していることを

そこで
母に
戦争中の生活について質問してみました。
ねえ、戦争の時はスカビ母さんが下の子供たちの面倒をみてて
空襲が来ると
小さい子たちの手を引いて
防空壕まで逃げたんだよね

と普通なら
母は続けて
そうそう
お母さんが
家はお母さんが守るから早く墓地下に逃げて
って言う話が聞けると思ったのに
え、小さい子って誰なんて言っている。

もう忘れちゃったんだね。よく話していた昔の記憶までも

それよりも母は風に揺れるカーテンの影が気になっている。


そこへ
看護師さんがバイタルを調べに入って来た。
「どうですか?昨日は痛くて眠れなかったみたいですよ」
ええ??眠れないって困ったことじゃないの?
その割に母は元気、
一人で部屋でテレビを観ている。
こんなことなら午前中から来れば良かった
とくやむ

看護師さん
「ほらここ触ってみてくださいよ。左より、右が腫れているような感じでしょ」

って看護師さんが足の付け根を押すと痛がる
大腿骨頚部骨折した方の足の付け根だ。

でもクリニックのお医者さんが大丈夫って判断だったんだよね。
もうどうしたらいいの
かかりつけの病院に行ってもレントゲンを撮ってくれなかったし
何より
痛くて眠れないって
体力消耗しちゃうんじゃないの?
湿布かなんか貼って貰えないの?
レントゲンを撮らないとお薬が出ないならレントゲンを撮るしかないか
って弟に電話で相談

看護師さんもスタッフに言ってくるって
スタッフルームへ

施設長が飛んできて
施設のクリニックの知り合いに整形外科がいるので
聞いてみると言ってくれて
すったもんだの末
クリニックの医師が部屋に来てくれました。

それまでに
母を車椅子から立たせて
みる
この頃痩せて来たせいか骨があたるような気がする

数回立ったり座ったりさせたり座ったまま足踏みもさせてみた
はるかに
転倒前より出来なくなってはいるものの
できない訳ではない
やはりときおり痛みがあるようだ。

ドクターがやって来たときに
母の様子を見て
全体の様子がいいことと
腫れはあるかもしれないが、痛みが持続していないことなどから
月曜日に再度病院に行ってレントゲンを撮ることにし
寝る時の痛みのために痛み止めを処方してくれました。

「往診ってことになるけれどいい?」
そりゃ、これから受信しようと思っていたくらいだから
痛み止めがでるなら
もちろん言い訳だし
弟によると
7119に電話してみてくれたけれど
どこの病院も近くは医者がいないとのこと
そりゃあ、受診に行っているのに
ドクターは全員手術中でレントゲン見ることが出来ませんって言うくらいで
土曜日もドクターがいないって言うし
整形外科医は、世田谷近辺土日どこにもいないんですかぁ?
弟は多摩方面まで行けばいるかもしれないって言われたらしいのですが
管轄が違うのでかけなおさなければならないとか、
そこまで大ごとにして
母を移動させても
身体に良くなさそうなので
月曜日一番で病院に連れていくことにした。