節分と言えば

うちの実家では、

節分と言えば

豆まきと

その後の一大イベントお菓子撒きでした。

母のところも父のところも大家族だったので

普通にどこのお宅でもやっていることと思っていました。

子どもが大きくなってしまうといつのまにか

こんな風習もすたれてしまって

今ではよそのおうちと同様に恵方巻きを食べるくらいです。

が、

年々この恵方巻きが大きくなってきて

実のところ辟易しています。

もう私はいいやと思っていましたが

家族が食べる気まんまんなので

購入

しかも娘は

いつものように中巻を買って来てねとのこと

最近、お寿司屋さんでもコンビニでも

この節分の日に

何本作ったがなんて自慢するくらいで

細いのは作ってあるのか

はなはだ疑問ではありましたが

約束どおり5本入りの中巻（もう、一本とか二本で売ってほしいよ）

を買って来たものの

お菓子撒きがないと知った娘は

当然食事の時間に帰って来ない訳で

寂しく

夫と無言で北北西を見ながらお願い事を考えながら

食べましたが

これ

もっと年を取ったら

無理でしょ

のどにつかえます。

夫や娘のは買っても

自分のは手製にします。

それぞれの家族のことを思いやりながら

食べていますと

隣りで

ごくんごくんずるずると

味噌汁とすする音

どうも向きも

テレビの方を観ている様子

食べ終わって夫の方を見ますと

おとなしくですが

普通に

テレビを観ながら

身体だけ北北西にむけて

食べていました。

ああ、あのお菓子撒きが懐かしいなあ

ちなみに昼間は

大國魂神社（府中）の豆まきに参加

いつも持っているエコバックを広げてみましたら

３こ入りました。

足元の4個目（ビニール入り）は

一つも取れなかった後ろの方に差し上げました。

どうかみんなに福が来ますように