matsumushisou’s blog

映画やドラマと日々の生活

股関節骨折の手術当日

手術については、5時間前後考えて置いて下さい。
それも、午前の手術がずれこんだら、もっとかかるかもしれませんと
言われましたが、
午後一ですねと念を押して
一時少し前にいきましたら、
もう病室は、あたふたしていました。
母にかかりっきりの看護婦さんに対して
他の同室の人が
みんなでリクエストするので、病室中
ガヤガヤ大変な騒ぎでした。
一時に連れていかないと…
と看護士さんは、孤軍奮闘
一時ちょっと前にナースコールで駆けつけた看護師さんに手伝ってもらって、手術室に向かうことになりました。
ご家族も一緒に来て下さいと言うので
ついて行くと
ナースセンターのところからお医者さんも同行
チームの一人の方です。
ベッドの前後ろ、ドクター、そして私の順で歩いて手術室に向かいました。
若いドクターが
「緊張していますか?」と聞いて来ましたが、
自分としては、緊張しているのか、していないのか解らない状態。
自分が胆石を取った時の手術を思い出すのと
手術の説明に書いてあった流れを思い出しながら
歩いていました。

母は、手術するって解っていないようなので
手術室に入る前に
「ちゃんと治療して下さるから頑張ってね」と言って送り出しました。
好奇心が強い性格なのか
手術室の中がどれくらい見えるかどのくらいのスタッフがいるのか
なんて覗いていましたら
「談話室で待っていて下さい。席を空ける時は看護師に断ってから行って下さい」
と言われ
「まず、トイレに行ってから談話室に行きます」と
言いましたら
「それでかまいません。それは言わずに行っていいですよ」って言われました。
手術室の前で待つのかと思ったら
談話室だったので、色々と持って来たものを
出して、母の荷物で名前のないものに記入したりしていましたが、すぐに
終わってしまうし、談話室に流れる歌謡曲が気になるし、
沢山の患者さんの目も気になるので
英語の勉強をすることにしました。

オリンピックがあと四年に迫ったせいか、外国の人を多く目にするように
なり、いつ声を掛けられてもいいように少し勉強をしないといけないと
思い立ち、娘に協力してもらって、時々英語でメールしています。
映画や、海外ドラマを観ていても気になったフレーズは調べてみたり

なんとも自分たちが学生の頃に習った英語ってあまり役に立ちそうもありません。

娘にメールするのに、手術はoperationなのか、surgeryなのか、
考えるので時間があっという間にすぎる。

そんなことをしていたら、弟からメールでこっちに来るとの事
英語のノートを開けているのは恥ずかしいので
今度は編み物を出したけれど、編み物ってあまり考えないから
続かない。

そろそろ五時になるなあと思っていたら看護師さんが
先生がお話があるから来て下さいと呼びに来てくれました。
手術前と手術後の写真を見せてくれて
ああ、こんな器具が入ってしまったんだなあと思いました。
少し、手術した周りが腫れているようでしたので、
お聞きするとだんだんに引いていって二か月後くらいには左右対称の感じに
なるそうです。

先生のお話が終わって、母が病室に戻って来るまでの間、
今度は、廊下が見える場所に変って待っていました。

母のベッドが現れましたが、
色々と検査、検査で母の様子を見ることが出来ません、
部屋の外で
壁に寄りかかりながら、今度はナンプレを始めました。
5,6問解いたところで、看護士さんの気配がなくなって
母の顔を見ることが出来ました。
弟を呼んできて会わせましたが、
酸素マスクをしてスーハ―スーハ―と寝ている様子
リハビリ担当の方が来て
明日からリハビリしますねと言ってくれました。
ドクターも翌日から車椅子、
来週から歩く練習と言っていたので、この日は
何もすることが無さそうです。
弟がもう少しいると言ってくれたので先に帰ってきました。