音楽に出来る事
日ごろ、ボランティアで、演奏活動をしている私たち
それとは、離れて、
技術の向上のためか、より音楽を追及するためか
他のグループにも所属しているメンバーがいる。
そんな中の一人の定期演奏会があった。
クラシック、ポピュラー、ミュージカルと多岐にわたる演目
聴きに来てくれている人の琴線に触れるような
今話題の音楽
舞台の上では、扮装までして演奏者が私たちを楽しませてくれる。
もちろん、パフォーマンスをしている人たちも楽しんでいるのは、演奏している
様子を見ても解る。
さて、すべての演目がおわり、
アンコールに何を聞かせてくれるのかと思っていた。
しかも二曲目
静かに流れてきたのは、
「あの頃の未来に僕らは立っているのかな♪」と言うフレーズ
え、まさかSMAP
と思っていたら、次に聞き取れたのは
90名からなる演奏者の「ゲェッチュー」
うーん。メドレーを弾いているんだ。
そのうちに流れてきたのは、
で
「ありがとう~ありがとう」と言うフレーズのある「ありがとう」で締めくくり
8月に解散が決まって、
いつこのメドレーをやるって決めたのだろう。
その決断をして編曲をして、楽譜を配り
どれだけ練習できたのであろう。
それでもアンコールに使うことに決めた。
あまりにタイムリーな企画だったのではないかと思う
日ごろ、介護施設にボランティアに寄せてもらって
利用者さんの心に響く曲をやりたいと常々思っている。
うまく琴線にふれると
思い出の曲です、ありがとうとか、涙を流して喜んでくれる方たちもいる。
そういう反応を受けて日ごろから
私たちの世代に、みんなが心を震わせる曲ってあるのだろうかと
思っていたが、
SMAPさんの曲は、数々の震災や、災害にあった時に
立ち上がろうとした時によく聞いた曲だったり
何か事があった時に使われた曲が多かったような気がする。
そして「ありがとう」と言う言葉って素敵だなって思わさせられた。
コンサート会場の出口で一人一人を見送っていた指揮者
みんな、それぞれが
「ありがとう」って言っていた。
SMAPさんは解散しても、数多くの人生の応援歌は、
ずっと歌い継がれることだと思う。
私も実家に向かって「ススメ!」だわ。