父と母の結婚記念日

毎年、この時期になると必ず言い出す結婚記念日

母が元気なころは

どうしていたかと言うと

ほとんどがうちの上の娘が参加して行っていたみたいだ。

二人とも元気だったころは、二人とも自転車で、お店まで行って

食事をするというのが常だった。娘はなんで行っていたのか、

もしかしたら自転車が三台あったのかもしれない。

今はあるか解らないが

八幡山のサンマルクに行くとそういう記念日は、ピアノを弾いてくれるとかで

よく行っていたようだ。

他にも自転車でいけるオークランドの藍屋にも出かけていた。

ここでは、お赤飯かなんかが貰えたようだ。

金婚式とか、キリのいい結婚記念日は、うちの家族も全員参加で

フランス料理を食べに行ったこともあったが、そうでないときは

多分、ハガキが来るそのあたりに行っていたんじゃないかと思う。

ところが母が自転車に乗れなくなってからが

私の登場

つまり車がいるようになったわけだ。

それでも母がまだGHに入る前は

そんな大ごとにしなくてもと言い、父と母、私くらいで祝っていたのだが

母が入居してからは、父がそれぞれの誕生日などなど、集まりたがる

まあ、最低でも年に三回は大きなイベントがある訳だ。

なんのイベントでそれだけ集まったのか解らないくらい

子ども、孫、ひ孫まで集めたがる。

今年も、やりたいから人を集めてくれと言われて

日にちを聞くと、どうやら弟を意識してか土曜日を指定して来た。

早速、こどもたちに聞くと行ってもいいということで

お店を決めようと思っていたら

父が弟が来られないから、近所の寿司屋に行こうということになった。

しかし、うちは、何人来られるのか

ひ孫まで声を掛けてほしいと言い出した。

こんなことで頭が痛い私

弟が来られないなら、平日に三人じゃダメなのか、

結婚記念日は、平日だよ。

で、なかったら駅前のフレンチかイタリアンにしてほしいな。

みんなの足まで考えられない。