matsumushisou’s blog

映画やドラマと日々の生活

父、溺れる

今日は、母を神経科に定期検診

嫌いな病院に連れて行くからか、お昼を食べて来てほしいとのこと
時間が十分にあったので
生田バラ園に連れて行き、
おやつ前に戻って来た。

家に着いたのは、4時をすでに回っていた。
さあ、おやつを食べながら、録画していたドラマでも観ようと
テレビの前おやつやら、果物やら、色々と並べて
どっかと座り、端からおやつを食べ始めていたら
電話がかかって来た。

日帰り温泉の○○と言いますが、お父さんが気持ちが悪くなって
休んでおられるのですが、お弁当が届くのが気になっているそうです」
との電話
「すみません。お弁当は、連絡しますから、しばらく休ませていて下さい」
と言って
すぐに
お世話になっているいつもの施設に電話をした。
「お弁当の時間になってしまって申し訳ないのですが、
 本人、お風呂屋さんで気持ちが悪くなって帰れない状態らしいので、
 今日のお弁当はキャンセルしていただけますか?
 待っていただいても、いつ帰れるか解らないし、
 食べられる状態かどうかも見てみないと解りませんので」
と一気に言った。
すると、
「どこで、ですか?」
「お弁当は、食べられないのですか?」
「ちょっと待って下さい。お弁当の係と連絡を取りますから」
って、
まあ、父の最大の心配はお弁当だったから、これを解決しなくちゃ
ならないのだろうけれど、
父の様子を見に出かける前に連絡を取らなくちゃならないところが
いくつかある。
だって、上の娘は、あと一時間したら、書類を取りに来るって言っているし
夫も、早めに帰って来ると言って出かけている。

携帯で電話した私がバカだった。
こうやって待っている間にメールも出来ない。

やっと最初の電話から解放されて、
弟に電話とメール(家が近いからね。一応)
娘にメール 「書類は出しておくから勝手に持って行くように」
義妹にもメール
夫にメールを打ってから車に向かってダッシュしていると
義妹からメール 「弟くんは、仕事です 連絡つきません」
          ???
        「昼間に電話でやり取りしましたよ」
        「お弁当は、どうしたんですか?」
あとは、ついてからメールすることにして温泉に向かったけれど、
複雑な場所なので、一時間以上かかってしまった。

着くと、うなだれた父が椅子に腰をかけている。
聞くと
「よく解らないんだよ。なんか夢を見ていたみたい。弟君が助けてくれたと
思ったら、お風呂屋さんだったみたい」
なんて訳のわからないことを言っている。

風呂屋さんにお礼を言って、様子を聞いたら
どうも、のぼせて、お風呂に沈んでしまったらしい。そこで、そばにいた人たちが
助けて、涼しいところで寝かせておいてくれたらしい。
風呂屋さんを弟君と間違えて、心配したけれど
連絡先を聞いたら、固定電話も携帯番号もスラスラと二件分
答えたらしい。
そこで、頭も大丈夫だろうなと思ったそうだ。

お礼を言って出てくると弟から電話
もう広いお風呂はダメみたい。
身体が浮いてしまうのを抑えきれないと言う。
お正月に行った箱根でも、目が離せなかったと言う。

こればっかりは、一緒に入らないし、家のお風呂は怖がって入らないから
よく解らないが、通所施設で入れて貰えるのだから
もう一人でお風呂屋さんに行くのはやめてもらった方がいいのだろうな。