父から『母の日』の確認電話

朝イチの電話

案の定、父

「八日に、弟君が母の日だからって、母さまのところに行ったらしいよ」

もう、いきなり頭爆発

「昨日は、行っていない。母の日のプレゼントは渡したみたいだけれど、

　　昨日じゃないよ」

父「だって、どこそこの公園にも連れて行ったって言っていたよ」

私「芦花公園でしょ。

　　早めの母の日をするって言っていたよ」

と言うと

父「ほう、でも八日と言っていたよ」

と食い下がる。

私「八日には、行っていないよ。だって私がずっといたもの」

父「へえ、じゃあ、四日かあ。

　　じゃあ、母さんはどうだった？」

私「母さんがカステラが食べたいって言うから、あらかじめ施設に送っておいたら

　　二日かけて食べたって。

　　お花もちゃんと持っていったよ」

父「ほう、カステラを食べたのか。そのうち見に行かないとな」

いやあ、昨日帰りがけに寄れば良かったかもしれないし

母も「父様の顔を忘れちゃった」なんて言うから

　　合わせた方がいいのかなと思ったけれど

　　母は「元気で、人に迷惑をかけていないのならいい」って言うから

迎えにも行かず、母を送ったあとは、６時を過ぎてしまったので

寄りもしないで帰って来た。

「御嬢さんには、勝てませんね」って父の施設のスタッフの方は

言うけれど

もう父に責められまくりで

ちょっと介護うつかも

そうそう、電話を切る時に

「弟くんは、かなり家をきれいにしてってくれたよ」って。

弟くんとの電話では、手をつけられずにいたと言っていたのに、

次に行ったらどんなことになっているのだろう。

片づけだけして、掃除は、プロに頼まないと

どうにもならないのかな。