matsumushisou’s blog

映画やドラマと日々の生活

外出プログラムなのに、歩けない人多し

母の施設グループホームとデイサービスが合同で
外出プログラム

総勢85名とか
なのですが、さあ、みんなで写真を撮りましょうと
なったら
なんと車椅子率が高くて
前列は、ずらっと車椅子部隊になってしまいました。

昨年、歩いていた人たちもかなりの具合で車椅子

さっさと歩ける母は、グループホームの仲間から離れて
デイサービスのところへ

まだグループホームに入る前に
一緒にお散歩をしていたCさんが完全に車椅子
もう母のことも解らないようでした。

デイサービスの当時、歯医者で早退をすると
「お大事にね」って言ってくれていて
ああ、母よりしっかりしているなと思っていたのに。

デイサービスのお迎えのバスで一緒だった
Tさん
あらって顔はしてくれましたが、それだけ
彼女は、車椅子ではなかったけれど、杖をついていました。

でも相変わらず、
「あら、一子さん。久しぶり、ご家族と来たの?」
人は変わっても、声掛けは同じ
母も相変わらず
「お久しぶりね。みなさんといらしたの?まあ偶然でもうれしいわあ」
なんてコミュ力の強いところを見せている。

名残惜しそうに別れてから
「誰だったかしら、随分親しげだったけれど」
そうねえ。
デイサービスに行き始めの頃の人たちはわかるようだけれど
最近の利用者さんは、解らないようだ。

母の衰えにショックを受けることもままあるが
おなじみさんの衰えにもショックを受ける

これじゃあ、スタッフさんがいくらいても足りない。
車椅子、一人に一人
歩ける人が多ければ
数珠つなぎで一人で二人とかみられるけれど、
もう全然足りない。

その上に、昨年まで歩けていた人のご家族が来ていない。
まさか、歩けないなんて思っていないのだろうなあ。

うちは、父と二人で参加だけれど、
父はヨチヨチ歩きでも
一人で歩けるし、一人でご飯も食べられる。
トイレも一人で行かれるから
ほとんど介助がいらない。坂道くらいを手助けしたり
母との距離がついてしまうために手を貸すぐらいだ。

父なんて、昨年の外出プログラムの時より
歩けている。
それは、自分で筋力をつけようと、進んで動くためかと思われるが
認知症を発症してしまうと
なかなか意図して歩こうとかしないのか、
これほどまでに大勢が歩けないのには驚かさせられる。

歩けると、どこかにいなくなる危険はあるけれど、
車椅子になった人は、言葉も少ないような気がする。

車椅子になったところで、何年もその状態で生き続けるのだろうなあ。
運動量が減って、食事も一人で取れなくなって……


でも、ボランティアで、あちこち伺っているが、
こんなに車椅子率は多くないような気がする。

シーズンごとにお邪魔するH老健
老健と言うだけあって、利用者さんがよく代わるが
デイサービスは、特にみんな元気だ。

やはりリハビリをもっとした方がいいのだろうか。
認知症でなければ、元気でいられるのか?
色々疑問を持ちながら帰宅した。

父は、外出プログラムのあと、家に送ると
また駅まで行くと出かけた。

シルバーパスが一年で2万○○円とかするのだそうだ。
そのため往復で50回は、バスを使わないと持っている意味がないと
出掛けた。