matsumushisou’s blog

映画やドラマと日々の生活

熊本地震から防災訓練を考える

先日、
マンションの防災担当、最大の山場防災訓練
終えて
反省すべき点が多かったと感想を書こうと思っていた矢先の
熊本大地震

防災訓練では、震度6と言うことでした。

わがマンションでは、
震度5+までは、自宅避難、震度6からは状況に応じて
避難ということなのですが、

マンションの壁に亀裂が入った場合、一方向なら様子見
その亀裂が入った場所が、×印になるような亀裂の入り方なら、
震度に関係なく避難となります。

テレビを見ていますと
避難所に大勢の方が避難されたようですが、
震度7ですから、当然なことだと思います。

ところがわがマンションでは、近くの避難所合わせても
とても入りきれないくらいの人数がおります。

防災訓練では、安否確認を中心にやりました。

まあ頑強に出来ていると考えて、自宅避難が大勢いたとしても
14階建、上の方が揺れるので、家具の転倒などで怪我した人が
いた場合
エレベーターが使えない
安否確認係が調べに行く
同じ階数の人が安否を報告すると
言う手順でしたが、
訓練では、
同フロアーの人はドアを叩いて確認するものの
安否確認係は、
迷惑になるので、
「安全です」と言うカードが出ていないうちの号数を見て来るだけ
ドアは叩かないと
言うものでした。
この安否確認は消防とか市からの連絡に対応するものと言うことでしたので
もっと連携が必要でしょうね。

で、避難すると何故か怪我人も避難場所となる広場にいて地域住民によって、
簡易担架で運ばれる

これも地域住民が階段を担架を使って、連れ出せるのか
その方が必要ですよね。
むしろ、おぶうとかの方が良さそう

この安否確認係は、トランシーバーを持っているんですが、
防災担当のほとんどは、使い方を知らなくて
みんなで頭を突き合わせて
このボタンを押すんでしょうか?
なんてやっていました。

さて逃げて来た皆さん
一体、わがマンションで何が出来るのでしょう。
汚れるからと毛布とかも出さない
三角巾(380円也)も使ったことにしてって参加したみんなに行きわたらなかった
そうです。

テレビの災害現場では、ブルーシートが配られていましたけれど
そういうのも
一度、使って雨漏り対策の仕方とか
やってもいいでしょうね。


わがマンションの自慢は水と簡易トイレは結構ありそうです。
食糧の備蓄は、本部役員の分しかありません。

炊き出し用の釜も50人分くらいです。
地域住民の分では、なさそうです。


熊本では、14日に地震が起きて
ガスも止まりました。

食糧の備蓄があっても、火がないと作れないものは、もうダメです。
水道管がやられたら、
水も出ません。

もう一度災害用備蓄を考えてみる時かもしれませんし
余震で、揺さぶりがあるのに
高層階に留まれるのか、
マンションの中にも避難所が必要なのではないのか、
(管理棟は、低層で、宿泊施設もある)
色々と考え直さなければいかにと思いました。


地震にあわれた熊本を震源とする地域の皆様
被害が最小限でありますことを切に
お祈りいたします。