matsumushisou’s blog

映画やドラマと日々の生活

父に取材がやって来た

もう前述のとおり、わけわからん状態で
待機

父は解っているのか解らんのか
玄関の花を持ってくるようにとか、お茶とお菓子を持って来るように
って、

取材なら、お茶とかお花じゃなくて、何を聞かれてもいいように
準備しておくことだろうが。
と思いながら、出かけ、接待をすると言う部屋を見回すと

弟に何を言ったか、椅子とソファが応接室のようにセットされている。
資料もずらっと並んでいる。

でもさ、ベッドは、朝起きた時のそのまま。
持ってきたベッドカバーをかける。
次に使わないとは思うけれど、トイレを念入りに掃除
お茶はいいけど、お茶の湯呑みが茶渋だらけ
他にきれいなのは、ないかと探すが珈琲セットも紅茶セットも
カップとソーサーがなかなかそろわない
午前中、なんやかんやと色々と準備していると

父が言った時間より一時間も早く、記者さん到着
これだから高齢者のいう事を鵜呑みにしては、いかんのだ。
あわてて、飲みかけのお茶をおいて玄関に迎えに出る

女性の記者さんだが、
昨日のボランティア講座を聞いてきたかのような受け答え、
まずは、自己紹介、父が電話で最初に対応したらしき人の状況も
伝え、自分が来たいきさつを伝える。

話しもゆっくりと低めの声ではっきりと話すので
耳の遠い父もよく解るらしい。
話しが進む。
すると、そこで、耳が遠いとお聞きしていましたが、
電話でもちゃんとご自分でお話されて、今もこんなに普通に話せるなんて
素晴らしいですね。
と、徐々に取材が始まった。

父も資料とか、写真を見せながら話をする。

私の知らない話がいっぱい。
母が戦争中の話をするととても嫌がるので
ほとんど初めての話
記者さんは、よく勉強し、他にも体験者にお話を聞いているらしく
父がどんな話をしても軍のことや、地名、もちろん歴史もよく解る
こちらの知らない色々なことも聞けて良かった

帰り際
記事にしてくれるようなことを言っていらしたので、
内容は、それが決まるまでに、私もそれなりに整理をして
おきたいと思う。